ラージ記

   30代会社員。登山、バイク(W650)、クルマ(NA8C)、音楽、米国株投資のこと。

『映画 プリキュアドリームスターズ!』は予想通り最高の映画でした

『映画 プリキュアドリームスターズ!』を観てきた。めっかわ。やばたにえん。

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トーリーのこと

サクラとシズクというゲストキャラ中心に話が進む点、3150(サイコー)。ちびっ子は「懐かしキャラの変身シーン中心の映画」が観たいわけじゃない。過去作の全キャラクターが登場する、全員に見せ場のある映画というのは、これまで積み上げてきた歴史がスゴすぎて実現不可能。その事実を受け入れた上で、新しいキャラクターに出会い共に冒険し、テレビで観ているレギュラーキャラの新しい一面に触れることができ、さらに放送が終わって遠くに行ってしまったような気がしていた面々とも再会できる映画。それを実現させた素晴らしいバランス感覚。50兆点をつけさせていただきました。

 

魔法使いプリキュア』見てませんでした

正直に言うと『魔法使いプリキュア』は全然観ていなかったんだけど、観るのをやめた過去の自分にトコトン嫌気がさした。「マジカルパワーじゃねーんだよプリキュアっつーのはさァ…」みたいなことを思っていたおれ、完全に間違っていました。プリキュアってなんなのって考えたとき、なまかを信じ、最後まで絶対に諦めない心を持っていればそれはプリキュアなわけで。それはどうしようもなくプリキュアなわけで。映画だけでも観てみようかしら。

 

あきらさん

おれは186センチ95キロで筋肉質な体をしているので、見た目が怖いって結構言われてしまう。そんなおれの中にも乙女の部分があって(乙女の部分がなければプリキュアなど観ていない)、あきらさんはおれの中の乙女の部分を効率よく刺激してくる。あきらさんを見つめている時のおれの目はトロンとしていて、完全にメスのそれになっている。映画でも大活躍で嬉しかったです。上の項と関連して、毎週日曜の朝8時半にプリキュアを観る習慣が復活して、日々の生活にメリハリが生まれたと思う。

 

プリンセスプリキュア

『Go! プリンセスプリキュア』は歴代の中でも結構好き。映画でまたその姿が見られるのが楽しみだった。改めて4人のバランスが良いなと思ったし、学園の雰囲気とか変身後のデザインとか、総合的にかなりのナイスプリキュアですわ。よくぞ出てくれた、出してくれたと思った。またどこかで御目にかかりましょう。

 

サクラたそ

泣くとき毎回盛大にハナミズを出すよサクラたそ。吸ってあげたい。

 

映像のこと

3DCGが進化しまくっていた。やばたにえん。色合いが華やかで質感が良く、キャラの動きとか表情とかについてもCG故のネガみたいな物がまるでない。完全に実写だコレ。ただ、これまでも『もうこれ以上良くなりようがないだろ』って思ったところから更に限界突破してくれたんで、今後の更なる技術進歩に期待します。

 

月並みな感想ではございますが楽しい映画でした。おわり。

ギターをめぐる葛藤のこと

アニメジャパンに行ったら、バンドリっていうソシャゲ?のキャラたちが使っている楽器が飾ってあった。

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Cawaii。このモデルはストップテールピース仕様だが、ランダムスターといえばフリッカーやろがい!と思ってしまうメタルおじさんは多いはずだ。単なるモックかと思いきや、ダンカンのピックアップが載っていて、そのピックアップとエスカッションの間にスポンジが詰めてあったりして、しっかり実戦向けになっている。

 

ギタリストの中には、ESPというメーカーに対して複雑な感情を抱いている人も多いのではないだろうか?おれ自身がまさにそうだった。おれがギターに興味を持ち始めたころはビジュアル系全盛期、ビジュアル系の人たちはこぞってESPを使っていた(今もきっとそうだと思う)。

 

おれは兄貴の影響で早い時期からヴァン・ヘイレンMR.BIGオジー・オズボーンに夢中で、洋楽を聴く厨房にありがちな「洋楽>>越えられない壁>>邦楽」という凝り固まった考えに囚われ、更には「メタル>>何があっても絶対に越えられない壁>>ビジュアル系」と考えるようになっていた。そしていつしか、彼らが使っているESPの事を憎むようになっていた。

 

しかし、程なくしておれの中で激しい葛藤が生まれることになる。おれの好きなギタリストの中にもESPの使用者が結構いる、という現実に直面したからだ。ジェイムズ&カークのメタリカコンビを筆頭に、ジョージ・リンチ、イェスパー・ストロムブラードなどなど…。複雑な気持ちだったな。ギターって、そのギタリストの分身でもあり、ギタリストと同じか時にはそれ以上に憧れの対象になるから、あんたもESPなんかい!何でだよ!って思ったものだ。厨房~工房の頃の我がアイドルだったアレキシ・ライホなんかは、4thアルバムあたりからジャクソン(硬派なメタラー御用達のギターメーカー)からESPへと鞍替えして、この時の絶望たるや、密かに憧れてた女の子がヤリチンにかっさらわれてしまったような気分だったよ。あの時は荒らしたな〜、ESPスレ。ボケ、カス、あるいは馬鹿野郎なんて言ってね。

 

時は流れ、おれはギターよりもベースを弾くことの方が多くなり、そのせいか考えも軟化して、ESPに対する考え方が変わってきた。アレキシくんの件も、ジャクソンのギターが盗まれて困っていた所に助け船を出したのがESP、という事情があったそうだ。フットワークの軽い、アーティストに寄り添ったメーカーであることがわかる。ガキ臭い素人の発想でヤイノヤイノ言ってたおれがアホだったよ。楽器を選ぶっていうのは自分の哲学を具現化することであり、同時に人にはそれぞれの事情がある。運や縁ってのも絡んでくる。他人にアレコレ言われる筋合いはねぇよな。武士の世界では人の差料(刀)に文句をつけるのは最も卑しい行為のひとつとされていたそうで、つまりおれは武士の風上にも置けぬ愚か者だった。本当に申し訳ない。

 

ついでに言えば、音楽全体を俯瞰で見た際、ビジュアル系はメタルのサブジャンルの一つと言うことができるわけだし、たくさんのカッコいいビジュアル系バンドがいるのも事実(ヴェルサイユってのは特にイイと思う)。なまか同士仲良くやりましょう。手のひら返しみたいでゴメンやけど。スンマセン。

 

今後おれがESPの楽器を使うことがあるのかと言えば、正直なところ、きっとないだろう。しかしそれはそれとして、世界に誇るジャパニーズクラフトマンシップよ永遠なれ。

 

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おれが現在も愛用するJAMES TYLERを模して自作したギター。おれは昔ギター職人になりたかったのだ(そして給料が低いと聞いて速攻であきらめたのだ)。

 

おわり。

#コンビニはエロ本を売らずにおむつを売れ 問題について

「#コンビニはエロ本を売らずにおむつを売れ」というハッシュタグのついた一連のツイートをみて思ったこと。

 

結論から言えば、今回の件は、別にエロ本とオムツは対の存在でもなんでもねーんだから、単にコンビニにオムツを置いてくれという主張でいいじゃんという話。本当にオムツに需要があるならコンビニ側も対応するでしょう。エロ本は関係ない。一言多いと人生損するから気をつけたほうがいいぜ。

 

そして以下は余談であり本論でもあるんだけど、まずハッキリさせておきたいのは、「子どもがいる=快楽を味わっている」ということ。これは忘れるべきじゃないでしょう。セックスで快楽を味わった結果が子ども。アクメ。いやマジで。

 

そのくせ、ヤツらはいかにも「え?自分はアクメしてませんよ?」みたいなツラをする。そればかりか他人の快楽を制限しようとする。「エロ本などという快楽の源となる邪悪な書物は排除し、われわれ神聖純潔薔薇十字騎士団の精霊、聖なる御子のためにオムツを置け!」と言う。いやいやおかしいですやん、めちゃめちゃセックスしてますやんって思う。

 

今のところそのつもりはないけど、おれが人の親になったとしたら、「どうも、快楽を味わった者です。味わった結果がこいつです。みなさんどうぞよろしくお願いします」という雰囲気を漂わせつつ、向こう三軒両隣にはセックスをした旨しっかりと挨拶に伺った上で、幸せに街を歩きたいと思う。嫁と子どもと手を繋ぎながらね。

 

少子化云々のデカい視点での話になれば、子どもを産み育てるということは「次の世代を残す、国を支える」という意味で、無条件で素晴らしいことなる。しかし、もっと狭い視野というか、一個人の人格・人間性の優劣みたいな部分で考えると、それは子どもの有無とは関係ない。子どもを作るかどうかは単純に個人の選択の問題であり、縁の問題でもあり、あるいは個人個人の体の差のによるものでもある。

 

子どもがいる人もいない人も、それぞれに同じだけ価値がある。どちらか一方だけの意見が幅をきかすようになったら終わりだよ。

CB1100RS

ホンダのCB1100RSが気になる。カッコいい。

 

前後17インチのラジアルタイヤは「速く走るための装備」であって、「楽しく走るための装備」ではないというのがおれの持論。太いタイヤは切り返しが重くなるし、17インチのハンドリングはクイック過ぎて余裕を持って公道を走るには向いてないように思うし、何より交換する際高くつく。 しかしこれらは、速く走れないおれにとっての(あるいは貧乏人にとっての)「酸っぱいブドウ」であるのもまた事実。タイヤを使い切って、空冷四気筒の性能も使い切って速く走ってたらめちゃカッコいい。

 

タイヤの他にも変更点はたくさんある。ナンチャラカンチャラフロントフォークとかいう最新式のすごいフォークにラジアルマウントの4ポットキャリパー、アルミ製の専用スイングアームが装備され、キャスター角も変更になっているとのことで、単純な「部品を換えただけのバリエーションモデル」ではない、「入念に準備され作りこまれたモデル」であることがわかる。具体的に言えば、ホイールベースが短くなってキャスターが立って、より現代的な構成になっているそうだ。空冷エンジンにここまでやるってのがいい。アツいバイクだと思う。

 

利便性についても100点で、最初からETCとグリップヒーターまでついている親切設計。ルックスは純正で十分イケメンだから、あとはモリワキのショート管でもアレすれば一丁あがりって感じ。

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…正直なところ、ここ10年はアンチホンダでやらせてもらってきた。ホンダスレを荒しまくったよ。アンチホンダの先頭に立って、旗を振り、音頭を取ってきた。カキコするときは、いつも語尾にボケ、カス、あるいは馬鹿野郎をつけてきた。そんなことをやってきたのはひとえにホンダが好きだからなんだよ。CB750、750F、1100R、手前味噌だがCT110やツートンカラーがカワイイ250/350エクスポートなどなど、好きなホンダのバイクはたくさんある。そしてバイクを知れば知るほどホンダへの憧れ、敬意は増すばかりで、故に近年のホンダに不満があった。

 

コストを最優先にして品質が二の次三の次になっているらしいということは、おれがバイク業界で働いていたこともあって「現場の声」としてそこかしこから耳に飛び込んできた。「技術のホンダはどこにいったんだ?」と。すごくもどかしかった。加えて、補修部品がすぐ手に入らなくなるってのも、いちユーザーとして気に入らないところだった。ソーイチローが生きていたころの気っ風の良さを知れば知るほど、現在の大企業としては当然の方針も、「ユーザーを舐めた尊大な姿勢」に見えてしまった。そのギャップが許せなかった。でも今、ちょっとずつ変わってきたのかなと思う。NSRの部品再販なんていうのはそのいい例で、できるだけ古いバイクのことも考えてくれるメーカーであってほしいし、そういうメーカーのバイクを買いたいと思う。

 

こういう渋いバイクには20~30代の人にこそ乗って欲しいと思う。若者よ、頑張って働いて、カッコいいバイクに乗ろうぜ。

キラキラ☆プリキュア アラモード 第3話までの感想

現在までの『キラキラ☆プリキュア アラモード』に点数をつけるとするなら5兆点。今日放送の第3話は特に良かった。正直キュアジェラート/立神あおいちゃんについては全然注目してなかったので、カウンターパンチをモロに喰らったって感じ。久々にアニメを観て胸が高鳴った。最後にこんな気持ちを味わったのっていつだっけって考えたら、たぶんプリンセスプリキュアキュアトゥインクルちゃん以来だと思う。プリキュアに比肩できるのはプリキュアしかいねーってわけだ。改めてプリキュアっていいなと思った。

 

■キュアジェラート/立神あおいちゃんのいいところ

・明るく前向きなところ

・物怖じせず自分の意見をはっきり言えるところ

・そんな性格だけどボーイッシュキャラというわけではなく、頭にリボンをするなど女の子っぽいおしゃれも積極的に楽しんでいるところ

・八重歯がカワイイところ

・音楽に対して真剣なところ

・「立神(たてがみ)」っていうカッコイイ苗字なところ。おれも立神家に入りたい

・変身バンクがめちゃイイ感じなことろ

 

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あと、エンディングを歌ってる宮本佳那子さんが、プリキュア5の頃に比べて歌がめちゃくちゃウマくなっててビックリした。5から10年経ったもんな。時間の経過を改めて感じたとともに、しみじみとこのプリキュアという名の英雄伝説(サーガ)をリアルタイムで味わえていることに感謝したよ。

 

ただおれがいつも気をつけている事がひとつあって、これはプリキュアに限らないんだけど、「歴を誇らない」ってこと。歴を自慢しだしたら人間として終わりだよ。無印をナマで観てたオッサンより、アラモードから観始めたちびっ子の方が、ファンとしては全然価値あるから。歴を盾にして主張をするなんて言語道断。ありがたく観させていただくって気持ちを忘れないようにする。

 

おれが一番注目しているキュアショコラ/剣城あきらちゃんが登場するのは3週間後くらいだろうか?春は近い。

 

おわり。

口座開設

証券会社に口座をつくった。

 

口座がない、当然売り買いもできないというような状態で解説本なんかを読んでいても、いつになっても「よし始めっぞ」って感じがしてこない。免許もバイクも持ってない状態でライテク指南書を読んでもあんまり意味がないのと同じで、やるなら実際に体を使いながら覚える方が早いし、モチベーションを高く保てると思う。善は急げでとりあえず少額から始める。

 

株を始める理由は、おれには夢があるんだけど、そのどれもがこのままでは実現困難だから。

 

①一戸建てを買う

②w650とロードスターをイイ感じに維持する

③犬を飼う

 

①について、今の仕事は定時になった瞬間帰れるのでありがたいけど、安月給でワンカップ飲んで体を温めては段ボールとブルーシートを駆使して寝ているような有様なので、とてもじゃないが家を買うのは無理。バイクとクルマを一緒に仕舞っておけるくらいの広さがあるガレージと、筋トレルームのある家を購入するためには、効果的な資産運用が必要。

 

②について、おれはポルシェに憧れてるんだけど(特に964カレラRS)、同時にNAロードスターも最高に気に入ってて、将来的には「ポルシェを買える余裕は全然あるけどNAに乗ってるおれ」でありたいってのがある。ポルシェを「手の届かない夢のクルマ」「指をくわえて眺める対象」としたくない。金がねーからNAに乗っている、そんなのは嫌だ。乗ろうと思えばポルシェに乗れる、そんな状態になりたい。誰の為でもない、自分自身の魂の問題として。

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③については、毎日の散歩とか病院代とかそもそもの住環境とか、実は犬を飼うのってかなり難易度が高くて求められる条件が厳しいと思う。おれは犬がめちゃくちゃ好きなので、いつか壁を乗り越えて夢を叶えたいと思っている。

谷口ジロー先生の『犬を飼う』は名作。でも、実は読むのが辛すぎて今まで3回か4回しか通読していない。実家で飼っていた犬の事を考えてしまってやりきれなくなる。)

 

…こんな感じで大きな夢はあるんだけど、とりあえずの目標としては、何も考えずにクルマを買ったらバイクとクルマの車検が同じ年の同じ月に来るようになってしまったので、勉強して少しでも足しにしたい。

 

また、皆さまからのアレの方もお待ちしてますんで。困った時はお互い様なんで。ジャパンネットバンクの方にお願いします。ぼく7月に誕生日だったんで。

プリキュア5とマリみて

プリキュア5が10周年らしい。

 

Twitterで「プリキュア5で好きな回を挙げろ」というハッシュタグ?を見つけたが、おれはあのアニメっつーのは主人公5人(+1人)と陰獣たち、敵キャラも含めたキャラクター達があってこそだと思うので、特定のエピソードだけを切り抜くことはちょっと難しい。無理矢理ピックアップするなら第34話、ババアこと我らがキュアアクアvsハデーニャの回になるだろうが、あの回以前からババアのことはめっちゃ好きだったし、他のキャラクターについてもそれぞれ良い回があるので、あれだけを崇め奉るのは、あまり良いことではないような気がする。それでもプリキュア5のどこが好きなんだと訊かれたら、あの2年間それ自体だと答えるしかない。キャラ達が暮らす劇中の時間の流れもそうだし、当時既に絶滅寸前だったVHSに録画してはゴチャゴチャ散らかった五畳間で繰り返し観ていたおれ自身の2年間も含めてのプリキュア5なわけで。それ自体がどうしようもなくプリキュア5なわけで。

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(『プリュキュア5』と翌年の『GoGo!』、劇中で2回目の春が来てもキャラの学年は変わらなかった。「劇中の時間の流れ」とか言い始めると色々パラドックスが生じるけど、まぁそこはアレってことで) 

 

マリみて』もそう。キャラとしては祥子さまが一番だけど、祐巳ちゃん瞳子ちゃんはもちろん、登場キャラ全員のことが好きだ。キャラだけじゃなくてリリアン女学園自体も愛しいし、リリアンがあるとされるM市も、M市のある日本も、その日本で暮らす生きとし生ける全てのものを大切に思う。そして劇中でゆったりと、しかし確実に流れていく時間と、あの小説を一生懸命読んでいた大学生の頃の「こっち側」の時間すらも含めて、『マリみて』が好きなんだよな。

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(昔はロサ・フェティダと交際している極悪糞性犯罪者の山辺っていうキャラの存在がどうしても許せなくて、絶対に地獄に落としてやるって思ってたけど、ここ数年でまぁ許せなくもないかなという気持ちになってきた。これが「年を取って丸くなる」というヤツだろうか)

 

3150(サイコー)の作品に出会えたことに感謝。

 

おわり。