ラージ記

   30代会社員。登山、バイク(W650)、クルマ(NA8C)、音楽、米国株投資のこと。

筋トレと投資の共通点

↑最高の記事です。
 
私もよく筋トレと投資の共通点について考えます。というか、自分の場合、「筋トレで学んだ考え方をベースに投資している」と言ってもいいかもしれません。
 
私の筋トレは、いわゆるBIG3(ベンチプレス、デッドリフト、スクワット)を中心にしています。筋トレの種目は大まかに言えば、一度に複数箇所の筋肉を収縮させることができるコンパウンド系の種目と、単体の筋肉のみを稼働させるアイソレート系の種目、この2種類に別けることができます。BIG3は前者に該当します。
 
なぜBIG3を中心にするのか?それは分散が効いていて効率がイイからです。例えば、ベンチプレスは上半身の80%の筋肉に対して効果があると言われています。ベンチプレスは基本的には大胸筋を狙った種目ですが、上腕二頭筋にも効いてくる。胸だけじゃなくて腕も太くなるよということです。デッドリフトは背中の種目ですが、こちらは僧帽筋上腕三頭筋にも効きます。スクワットはハムストリング(太もも裏)だけでなく、お尻やふくらはぎ等、下半身全体に効く、まさに"キングオブエクササイズ"です。BIG3さえやっていれば、何となく全身が鍛えられるわけです。
 
ジムに行けば色々なマシンが所狭しと置いてありますが、マシンは特定の部位を狙ったアイソレート系であるものがほとんどです。マシンを使い分けて全身を鍛えようとすればかなりの時間がかかりますし、それぞれのマシンの使い方、理想的なフォームを習得するだけでも結構な労力となります。
 
もちろん、マシンやその他アイソレート系の種目を否定しているわけではありません。コンパウンド系の種目では、どうしても「穴となる箇所」が出てきます。例えば、ベンチプレスではなかなか三角筋(肩)は鍛えられません。そこで、補助種目としてマシンを使ってあげる。お互いイイ感じにフォローし合えるわけです。また、マシンを使うことで怪我のリスクを低く抑えることもできます。「これ以上はデッドリフト無理」という時、ローイングマシンで追い込んでやることで、安全に強くなれるというワケです。
 
上記のような理由で、時間が限られている私のようなリーマントレーニーは、「BIG3をやりつつ足りない部分を補助種目でフォローするのが一番効率がイイはず」と考えています。
 
投資についての考え方も同じです。私はIVV(S&P500連動のETF)をポートフォリオの中心にしています。これは分散が効いており、効率よくキャピタルゲインが狙えるちょお優良金融商品です。ただ、これには「配当が少ない」という弱点があるので、VYMとHDV(どちらも高配当ETF)を使うことで、「手取り収入」を確保しています。
 
また、米国株のみのポートフォリオで少々不安なので、ウェルスナビを使って間接的に日欧株にも投資しています。ウェルスナビは債権や金、不動産といった「株とあんまりカンケーない商品」も含んでいるので、多少の安心材料になります。
 
今後は生活必需品、医療分野の個別株に、徐々に手を出そうかなと考えています。これらをポートフォリオの中心にする気はありません。あくまでも補助種目として、イイ感じの配当を叩き出してくれたらと思っています。もちろん、適宜IVVにも増資していきます。
 
北朝鮮とアメリカ、またそれを取り巻くロシアと中国の関係で、米国株は久しぶりに下落しました。高値安定状態であれば含み益で嬉しいし、下落すればたくさん買えるわけで、これはこれでやぶさかではありません。また、もし今後最悪の事態が起ころうとも、これまで湾岸戦争イラク戦争の後株価がどう動いてきたかを考えれば、焦る必要はないです。
 
しかし、なんとか話し合いで解決して欲しいです。
 
おわり