ラージ記

   30代会社員。登山、バイク(W650)、クルマ(NA8C)、音楽、米国株投資のこと。

2017年 欲しかったけど買えなかった物5選

2017年も残すところあと僅かとなり、世のブロガーさんたちはこぞって「今年買ってよかったもの」についての記事を書いていますね。
 
私は低所得者なので、ロクな買い物をしていません(昨晩は天井のシミをおかずに抜きました)。
 
しかしながら、「2017年欲しかったけど買えなかった物」はいっぱいあるので、今日はそれについて書こうと思います。
 
 

【日用品】イワタニ スーパー炎たこ

高校時代、たこ焼き屋さんでバイトしていました。経験的にわかっているのは、「おいしいたこ焼きが食いたければ高火力のたこ焼き器を使え」ということです。ホットプレート兼用の電熱式たこ焼き器では“根源への到達”は望めません。とはいえ、自宅でたこ焼きパーティーをやる余裕があるのは一年でほんの数日、そのために専用品5000円を買っていいものかというところで思い悩んでいます。  

 

 

【日用品】アップルウォッチ+ワイヤレスのイヤホン

ワイヤレスのイヤホンが主流になってきて、コードをブラブラさせている人が少なくなった気がします。ジムだと顕著で、みーんな便利そうな、質の良さそうなワイヤレスのイヤホンで音楽を聴きながらトレーニングしています。私はお金がないので、100年前に買ったアイポッドシャッフルを今でもつこてるよ。ワイヤーをぶらぶらさせながらね。いつかアップルウォッチと先進のイヤホンでスマートにトレーニングがしてみたいです。 

 

 

【バイク】スズキ 隼

私は普段、空冷二気筒こそ最高などとほざいてトラディショナル・モーターサイクリストを気取っています。しかしパワフルなバイクが嫌いなわけではありません。新しいバイクが買えないだけなのです。
 
隼には乗ったことがあります。筑波2000での試乗では、怒涛のトルクと車重を感じさせないリーンの軽さが印象的でした。またカウリングの妙による空力特性も特筆すべき点で、これなら疲れ知らずでいつまでも走り続けられると感じました。普段ローパワーなバイクに乗っており、これは手のひらの中に納まるような感覚で乗れてとても楽しいのですが、人生のある時期に旗艦と言えるようなバイクを持ってみるのもいいかもしれないなと思います(歳を取ってから乗るのは大変なので…)。
 
色は真っ黒が好みです。純正マフラーは見た目がイマイチなので、ヨシムラのスリップオンにでも交換しましょうか。タイヤはミシュランパイロットロード4がいいかしら。ツアラーとして使いたいので、耐摩耗性に優れ天候に左右されないタイヤが好ましいです。車輛の性能と完成度は文句の付けようがないですから、この程度の変更で十分かなと思います。お金が貯まったらぜひ乗りたい一台です。

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【クルマ】ロータス エリーゼ

高級感やステータスを求めてロータスに乗る人は稀でしょう。「ガチで運転が好きな客を抱えている」ことこそがロータスのブランド力なんだと思います。ガチ客を満足させる楽しいクルマを作るには、重量物を車体の中心に集め、とにかく軽く。必然ミッドシップとなり、エアコンだのパワーウインドウだのは「もし欲しかったら言ってください」という対応になります。国産車にみられるような、いらないのについてくるいらない快適装備群みたいなものは一切ありません。攻撃的な顔つきや接着剤で接合されたアルミバスタブフレーム、FRPボディという部分が耳目を集めますが、実際はかなり“クルマの基本”に忠実な作り方をされたクルマだと言えるでしょう(雑誌の受け売りで偉そうなこと言ってスンマセン💦)。
 
個人的には何の変哲もないNAエンジンで充分。無印のエリーゼがいいですね。色は赤か黄、白もカッコいいと思います。明るい色がいいですね。
 
軽快感という意味ではロードスターもなかなかの存在です。見た目もかわいくて大好きです。今後の人生においても、できれば手放さずに乗りたいと思っています。しかしそれとは別に、ライトウェイトスポーツの源流たる英国車に乗ってみたいという気持ちが強くあります。新車で500万円という価格は、製法や生産体制を考えれば決して高くないと感じますが、今はお金がないので買えません。でもいつかぜひ乗りたい一台です。

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【投資】バンガード BND

投資を始めてから今まで、持てる力の100パーセントを株式へ突っ込んできました。株式のメリットは他の金融商品に比べて高いリターンが期待できることで、デメリットは高ボラティリティゆえにマイナスへの振れ幅も大きいという点です。もっとも、そのデメリットも、保有年数が長くなれば平均への回帰が起こることでリスクが低下していき、保有期間が20年を超えた時点で概ね無視できる値となります。つまり、長期保有という前提であれば、株式は低リスク高リターンだと言えるのです。
 
そうは言っても、暴落が起きた際に狼狽せず耐え続けられるかどうか、これは特に私のような経験の浅い投資家にとっては全く未知の問題です。理論と経験。机上の空論。投資先への信頼と己の投資観を盾として、嵐に立ち向かえるか。 「なってみないとわからない」という部分もあるでしょうが、これまでの人生で、自分がノミの心臓の持ち主であることはわかっています。
 
ポートフォリオ全体に対して30パーセント程度の債券を組み入れていれば、最高効率のリターンは期待できなくなるかわりに、暴落時の値動きはマイルドなものとなります。 「債券って何?」「株式と債券の違いは?」とお思いの方もいるかと思いますが、一言で説明しますと、株式は企業へ対する純粋な出資であり、債券は返却が前提の借用書と言えます。
 
債券はその性質上小さなリターンしか期待できないワケですが、それはあくまで株式と比べた場合の話です。例えばバンガード社の債券ETFであるBNDであれば、年利2.5パーセント程度の配当利回りが期待できます。
 
2.5%…。銀行の利率と比べれば、ウンコとケーキ程度の差はあると言えるでしょう。
 
私の株式ポートフォリオは理想像に近づきつつあり、今後はこれを相似的に膨らませていけばいいという段階まできました。ここらで債券へ目を向けていいのかなと思っています。何しろ軍資金がないので今は指をこまねいて見ている状態ですが、次のボーナスが出たらBNDへぶち込もうかと考えています。
 
皆さんはいかがでしたでしょうか?
 
おわり