ロードスター 修理と故障、また修理
ロードスターを実家に預けて、親父に部品交換をしてもらった。親父はクルマいじりを快楽とする男なので、部品代だけで色々やってもらえて本当にありがたい。
・エンジンマウント
・フューエルフィルター
・運転席側パワーウインドのモーター、ローラーなど
・スピーカー
・車内電灯のLED化
などを交換。作業が終わって凍狂にクルマが戻ってきて、ウキウキしながら試走に出かけたら、いきなりマフラーの溶接部が折れて落下してしまって本当にビックリした。あっちを直せばこっちが壊れる。ドリフのコントみたい。
ディーラーに預け、数万円を失った代わりに、おれはピカピカ光るNewマフラーと「当分の間マフラーが落下することはない」という安心を手に入れた。良かった。良かったと思うしかない。
このように着々と改良されていくロードスターだけど、今後やりたいこと、修理したい箇所がまだまだ存在する。
■交換したい部品
・シート
純正のシートはホールド性が悪く、形状的にもイマイチ体に合っていない。表面の布が擦り切れてアジが出てきているのもマイナスポイント。エスケレートっつーメーカーのタイプ1というモデルがいいらしい…というのは前もこのブログで書いたっけ。余計な装飾のないシンプルなデザインも気に入った。
・幌
今、おれのロードスターには「黒澤映画に出てくるアバラ家」って感じの幌がついている。とにかくボロボロで破れや穴が目立つ(当然雨漏りもする)。なのでもっぱらハードトップを装着して乗っている。せっかくのオープンカーが勿体無い。
・ミラー
ミラーそのものが小さい上に、曲率が緩いというのか、ミラーに物が大きく映る(ような気がする。他のNAユーザーは全然問題なく乗ってるんやろか?)。しばらく乗ったが一向に慣れないので、社外品のワイドミラーを注文した。青いミラーになってしまうのは、個人的な好みからいくとあんまり好きじゃなんだけど、しょうがない。
■お店に修理をお願いしたい箇所
・エンジンルーム内点検
冷間始動時、一瞬だけ「キュルキュル」というベルトの擦れる音がする。親父にベルトの交換をしてもらったばかりで、それについては本当に感謝しているんだけど、親父は日頃かなりガサツな性格であることとベルトの張り具合調整っていうのは結構繊細な物らしいことを考えると、一度ディーラーに見せてもいいのかもしれない。
・クラッチ交換、エンジンオーバーホール(腰上)
これらはゆくゆくはの話。クラッチはまだ滑ってないが、繋がる位置が結構手前に来ている気がする。距離的にもいつアレしてもおかしくない。また、もう数万キロ走ったらエンジンオーバーホールを考えてもいいと思う。2017年にマツダ主導でNAのレストアプランを始めるらしいので、今ははお金を溜めたり、不要な物を処分したりして、来るべきタイミングに備える。
■ロードスターRF
整備の待ち時間で試乗させてもらった。最上級グレードのAT車。交通量の多い住宅街がコースなので、コーナリング特性がどうとかいうのはぜんぜんわからなかったけど、幌車のNDに乗った時に感じた「上質感」みたいなものが更に高まっているのは分かった。2リッターエンジンは余裕があって、ATはやっぱりラクチンだし、しかし挙動のダルさみたいなのものはなく、RFくらいラグジュアリー感のあるクルマならATでいいかなと思う。性格の悪いカエルみたいなガンメンも、見慣れるとカッコよく見えてくるし、リアビューとフロントビューのマッチングも良いし、マシングレーの色も本当にカッコよかった。幌バージョンの時に感じた「高級感がありすぎることに対する違和感」みたいな物が、RFになることでピッタリくるようになった気がして、もしNDロードスターを買うならRFかなぁと思った。
…とは言え、この世界線でのおれは、今の所できる限りNAに乗ろうと思うっているので(だってボクのクルマすごいカッコいいし)、RFについてはβ世界線での自分に任せよう。
おわり。