ラージ記

   30代会社員。登山、バイク(W650)、クルマ(NA8C)、音楽、米国株投資のこと。

土曜日のこと

この間の土曜日について書きたいと思う。
 
毎週土曜、おれはマイケル・マカティアさんの「@NYC」ってのをよく観る。これは土曜の朝にBS1でやってるニュース番組のコーナーなんだけど、これが結構おもしろい。7時20分くらいからテレビをつけて、為替がどうなったとか、S&P500の指数がどれくらい動いたかみたいな話を聞いていると、そのうち「@NYC」が始まる。
 
マカティアさんは笑い飯の二人を足して2で割ったみたいなガンメンをしている。関西弁と英語をミックスして喋るんだけど、嫌なタイプのバイリンガルじゃないんだな。とても感じがいい。そんな彼がニューヨークのホットな話題を教えてくれる。コインランドリーの奥に古今東西ピンボールを集めた隠れ家的バーがあるとか、おいしいと評判のホットドッグ屋さんがタコス屋さんも始めたらこっちも人気になったよとか、そういう話。
 
それを観ながら朝ご飯を食べて、布団に戻ってアンディ・ウィアーの『火星の人』を読んでいたら、いつの間にか眠ってしまった。
 
目が覚めると午後1時になっていた。そうだ、今日はテレビ台を探しに行くんだったと思って、クルマを出して勃起川(たちかわ)に行った。イケアっていいよね。駐車場が広くて停めやすいし、店の中は賑やかでワクワクする。女の子も多いし、ホットドッグも売っているし。
 
「これは」と思うテレビ台を見つけたんだけど、倉庫で梱包された段ボール箱を見てみたら、とてもじゃないけどロードスターのトランクには入りそうもないサイズ感だったから、結局諦めることにした。でも、「カタログ上で何センチであれば実物はこの程度の大きさなんだ」っていうのがわかっただけでも収穫だったと思う。あとは通販を使えばいいんだからってことで、おれはイケア製のジップロックだけ買って、フードコートでオレンジジュースとホットドッグを食べて帰ることにしたんだ。イケアのホットドッグは安い割においしいと思う。もしイケアがタコス屋さんも始めたら、ぜひ食べてみたい。
 
まっすぐ帰るのももったいない気がして、おれは風俗に行くことにした。勃起川(たちかわ)っていう地名の通り、この街には風俗店がたくさんある。先週は出張があって少し大変だったから、自分をねぎらうことは必要だと思って。
 
風俗嬢はハーフみたいでかわいかった。真面目な話、おれってハーフっぽい子が好きでしょうがないんだ。一目で惚れた。おれは、風俗嬢に「あなたは私の好みに合致している」ということをどうしても伝えたくなった。ハーフみたいでかわいいねって素直に言えばよかったんだけど、口下手で緊張もしていたから、「日本人ですか?」って言っちゃったんだ。彼女は少し不機嫌になったみたいだった。
 
彼女のテクニックは最高だった。おれのささやかなピーニスを溶かしてくれた。でも正直なところ、最近のおれは勃起不全の気がある。おい俺の筋肉!勃起するのかい?しないのかい?・・・す、す、し、しなーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーそう、しない。
 
ありがとう、すごく気持ちよくてきみのことも好きなんだけど、でもダメみたいだ。
 
彼女は申し訳なさそうだった。おれは彼女の可憐さを必死に言葉にした。愛を歌った。
 
ブラックピンクっていう韓国のグループにハーフみたいな子がいておれはその子がすごく好きなんだけど、いや、その子がハーフなのかはちょっとわからないけどね、っぽいってだけで。でもきみもハーフみたいでかわいいよ。彼女は嬉しくも悲しくもないというような顔をした。
 
ホテルを出て、ビックカメラに寄ってシェーバーの洗浄液を買って、クルマを拾って家に戻った。
 
途中でリンガーハットで野菜たっぷりちゃんぽんを食べて、家に帰ってシャワーを浴びて、『火星の人』の続きを読んでいたら、いつの間にか寝てしまった。