ラージ記

   30代会社員。登山、バイク(W650)、クルマ(NA8C)、音楽、米国株投資のこと。

目標達成

アメリカの株価好調を受けて、おれの資産が一応の目標額に達した。

 

含み益はマボロシなので一時的な物だとは思うけれど、それでも区切りということで、ウレシイものである。

 

投資を始めてから今まで、いろいろ紆余曲折はあったけど、【米国株中心の長期・分散投資】というのは自分に合っていると確信している。そして、今までの経験で自分の持つ以下の性質に気づくことができた。

 

●リスク耐性、結構ある

コロナショックをはじめ、今まで「一気に資産が目減りする」という経験を何回かしてきた。ただ、いわゆる「狼狽売り」は一切したことがない。「損切」とも無縁。メインで買ってるのがIVV、VT、VYM、HDVといったインデックスファンドで、「持ってれば上がる」という確信があるから、売ろうと思ったことは一度もない。

 

また、おれには「心にダメージを負った際に現実逃避して深く考えない」という悪癖があるんだけど、これは長期投資と相性が良い性質だと言える。人間として、社会人としてはNo goodだとしても、「市場に居続ける」という意味ではこれほど有利な性分はない。何十万、時には100万近く資産が減る日が続いても、あまり深く考えないようにして、寝たりYoutubeを観たりしている間にいつの間にか株価が回復しているというパターンばかりだった。

 

そういう意味でリスク耐性はまぁまぁ高い方だと思う。

 

とは言え、株価がゴリ下がりしても深く考えないでいられるのは、余剰資金で投資をしているからに他ならない。生活に必要なお金や、仮に会社が倒産してもしばらく食える貯金を持っているから、「まぁいいか」と思うことができる。そういう意味で「投資は余剰資金で」という金言は絶対に守るべきだと思う。

 

●投資センス、まるでない

「個別株選定の嗅覚」と言い換えても良い。これがおれには全くない。今までいくつか個別株を買ってきたけど、ほとんど全てクソ株化している。個別株選定の知識もセンスも、自分にはまるで備わっていない。

 

ただ、投資を始めて早い段階で、大きな資金を投じる前にその事実に気づくことができたのは幸運だった。

 

個別株を選ぶセンスがないなら全部買えばいい。

 

おれだって人の子なので、圧倒的リターンを出す銘柄が羨ましくなる時もある。ただ、今までの経験から、その考え方は自分には向いていないと理解できたのは良かった。

 

●一台に長く乗るタイプ

クルマ・バイクが好きなので「資産がホニャララ円になったら新車買おう」と何回も思ってきたけど、いざその額に達しても今の物に愛着があるので、結局は旧式のクルマとバイクにずーっと乗り続けている。

 

含み益が増えると気が大きくなって登山用品とかバイクグッズを買ったりするけど、デカい買い物というのはほとんどしていない。最近の大きい出費と言えばトイレのリフォームくらいか。

 

自分が最新鋭の乗り物に魅力を感じるタイプだったら、資産形成はずいぶん遅れていたと思うので、これもラッキーだった。

 

正確に言うと、最新型のクルマやバイクに興味がないわけではないけど、「最新型≒高性能」なわけで、そんなに性能が良くても人間性能的に使いこなせないのはわかりきっている。Youtubeでそれらの高性能っぷりを観るだけで大抵満足する。

 

 

 このような感じで、「自分の性質を知ることができる」というのも投資の副次的な良さだと思う。

 

もちろんこれで終わりじゃないので、引き続き頑張っていきます。

 

まぁ頑張ると言っても積み立て設定してるので勝手に買われていくだけで特に何か行動することはないけど、とにかく引き続きアレしていきます。