ラージ記

   30代会社員。登山、バイク(W650)、クルマ(NA8C)、音楽、米国株投資のこと。

韓国のアイドルグループを好きになった4つの理由

2016年11月18日、メタリカの新譜『Hardwired...To Self-Destruct』が発売となった。全世界のメタルファンが注目する、記念すべき10枚目のオリジナルアルバムだ。そして翌19日、おれはHMV立川店に赴き、店頭に設置されたメタリカコーナーを完全にスルーして、迷わずK-POPコーナーへ向かったのだった。

 

数日前からTwitterにてツベコベ言い続けているが、結論から言うとTwiceっていう韓国のアイドルグープにハマってしまった。今までもでんぱ組.incちゃんなんかは結構好きだったんだけど、韓国のグループには全然興味なかったし、むしろどっちかっていうと否定的ですらあったから、自分でもちょっとビックリしてる。どこが良くて好きになったのか、その理由をわかる範囲で書いていく。

 

メタリカの方はそのうちダウンロード販売で買う予定。最近音楽はもっぱらiTunesストアで買って聴いてるんだけども、なぜかこのグループは日本のiTunesストアでの取り扱いがない。取り急ぎ米アップルのアカウントを作って1曲買ってみたものの、面倒が嫌でダウンロード販売に切り替えたくせにCDを買うより面倒なことをやってる事実にムカついてきて、結局CDを購入した)

 

理由1 曲とダンスがいい

youtubeでたまたま聴いて、「お、カッコいい曲やんけ」とハッとした。

www.youtube.com

 

かわいらしい感じがするし、キャッチーで耳に残るし、ちゃんと今っぽくてシャレてる。それに加えて、おれはダンスのことはよくわからないけど、なんか高度で難しいことをやってるのは理解できる。完成度が高くてカッコいいと思った。

 

…しかし個人的に、「アーティスト性に惚れたのでファンやってます」って言っちゃうタイプのアイドルヲタがあんまり好きではないので、おれ自身この理由はあまり公言したくない。もし本当にそうだったとしても、アイドルを好きになるのにもっともらしく高尚な理由を持ち出すのはなんだかイケてねェと思う。顔や身体に魅力を感じたからと言う方が漢らしくて好感が持てる。

 

理由2 顔、身体に魅力を感じた

結局コレなんだよな。みんな美人だし、全員脚を出していて、さらにその脚を強調するようなダンスをしていて、心にぐっときった。正直言ってまだ顔の見分けもつかないし名前も覚えてないんだけど、今のところ下記の動画で紫のチェックのスカートを履いている子がカワイイと思う(ダヒョンちゃんっていうようだ)。こういう笑顔が明るい元気なタイプ、すこだ…w キモオタにも分け隔てなく挨拶してくれると思うなぁ…。あと予想だけど、授業中だけメガネをかけて、休み時間とはまた違った表情を見せてドキッとさせてくれるタイプな気がする。


TWICE(트와이스) SPECIAL VIDEO 'C' M/V Dance Ver.2

 

理由3 わかりやすい演出

ウィンク、投げキッス、髪をかきあげる…などなど、いわゆる「女性っぽい仕草」を惜しみなく繰り出す。宝塚の男役が男より男っぽい動きをするように、作り手側が求められている人物像を理解していて、その実現に向けて全力でパフォーマンスしてくれてる(なりきってくれる)のは、見る側としてもやりやすい。「完璧なぶりっ子にいいように翻弄されたい」というおれの中の欲望が、勢いよく満たされていく。

 

理由4 頑張っている

男がおじさんになるのって、白毛が増えた時でも体力の衰えを感じた時でもなくて、「頑張ってる若者にお金をあげたくなった時」なんだと思う。おじさんって本能レベルで頑張ってる若者が好きで、そんな子を見ると胸がキュンキュンしちゃって、ついお金をあげたくなる。

 

このグループ、9人中3人が日本人なんだって!まだ二十歳ソコソコなのに、夢を叶えるために海外で頑張っているなんて本当に素晴らしいと思う。色々苦労もあるやろうに…。もちろん他の子達も、ダンスのキレはすごいし歌も上手で、みんなでめちゃくちゃ練習したんだろうなって思うと、心からお金をあげたくなる。可能であれば彼女たち一人一人にツェーマン(一万円)を手渡ししたいけども、それは叶わないのでCDを買うのである。

 

 おわり。

電通がクソなだけで、一生懸命働くこと自体はステキだよねって話

タイトルで言いたいことはほぼ全部出し切ってんだけども、件の事件以後特に、「日本人は労働に支配されている!労働という名の宗教に!労働はクソ!」みたいな論調のブログを見ることが多くなった気がする。それを書いてんのが大学生だったりすると、オイオイオイオイってなる。まだ何者でもないおめでてぇ身分のくせに、随分なご挨拶だな。くだらねぇブログ書いてないで勉強しろバーカ!

(おれも大学生の時は労働=死と思ってたし、日々しこしことブログを書いてたから気持ちはわかるケド。)

 

どんな仕事であれ、自分の稼ぎで生活してくのって、自分の中に目標さえあれば、基本的には自由で楽しいものだと思う(目標ってのは、金とか物欲、家庭やスキルアップなんかも含めた広い意味で)。周囲からの異常な強制、拘束、プレッシャー、その他企業のクソ体質が悪なんであって、働くこと自体は悪じゃない。

 

さらに言えば、おれは働いてる女性が好きだ。女子高生は確かに好きだけど、実際にはいろいろ厳しいですやん。年の差、考え方の違い、法律のアレもあるし。OLがええわ。OLと付き合いたいわ。中条あやみちゃん似のOLと付き合いたいわ。お菓子会社に勤務してて、パッケージのデザインをする部署で働いている中条あやみちゃん似のOLがええわ。

 

金曜の夜のコンビニで、OLがスイーツを選んでる姿って最高に美しいと思う。この子、心の中で「う~ん、ダイエット中だけど、今日はいっか!自分へのご褒美!」とか考えてんだろうなぁって思うとコーフンしてくる。一週間お疲れさま!いいよいいよ、頑張ったもんな!今日はご褒美OKだよ!って思う。それどころか、おれも何か買ってあげたくなる。そんな姿を見せてくれたお礼としてだったら、数百円は安すぎる。今度「何がいいですか?」って聞いてみようかな?

 

おわり。大学生は勉強しろよ。クソバカ野郎が。100年はえーんだよボケ。

アカデミックサンデー(刀剣鑑賞記)

昨日、妙にムラムラしたので、秋葉原まで有害な物を仕入れに行ってきた。通販は確かに便利だけど、買い物をアトラクションと捉えるなら、現物を見て買うことに勝るものはない。

 

で、ひとしきり買い物を楽しんだ後、徒歩で秋葉原から上野まで移動し、国立博物館へ向かった。目的は刀剣鑑賞である(秋葉原から上野への散歩は、エロからアカデミックへと頭のスイッチを切り替えるのにちょうどイイ距離やね)。

 

刀に興味を持ち始めたのは新選組関連の歴史小説を読むようになってからで、2014年の秋から見たい刀のために博物館へ行くようになった。この興味は話題の『刀剣乱舞』とは無関係だし、時期的にも(数ヶ月とはいえ)おれの方が早くスタートしているので、当初は「日本刀をキャラクターとしか認識してない軟派な連中と一緒にして欲しくない」という気持ちがあったケド、最近は「まぁ司馬遼太郎も創作という部分では一緒だし、そうカリカリすることもないか…」という気持ちにもなってきた(一緒に刀剣鑑賞をしてくれるとうらぶ美少女と知り合いたいという下半身的事情もある)。

 

とまぁ、そんなおれの下半身的事情、もとい刀剣自分語りはいいとして、3ヶ月ぶりに行った国立博物館は、前回から展示が変わっていることもあって、非常に見応えがあった。

 

国立博物館について

常設展だけなら¥620で入ることができる。これは結構すごいことで、時代が時代なら、いくら金を積もうが拝むこと能わずだったオタカラ達を、この値段でじっくり眺められる。オマケに写真まで撮れる(一部撮影禁止の展示もあるが、基本はOK)。日本のデフレを心配するレベルの安さ。

 

f:id:largesan:20161114211806j:plain十二神将が展示されていた。鎌倉時代中期、今から830年ほど前に作られた像らしい。彼らは今まで、一体何人の人間を眺めてきたのだろうか?

 

f:id:largesan:20161114212729j:plain『こいつ役に上地雄輔をキャスティングしたヤツはマジでセンスの塊』の異名でお馴染み、小早川“wild child”秀秋が着用していた陣羽織も展示してあった。配色、大胆なデザインが目を引くが、柄の所にハートマークがあってCawaiiところが特に気に入った。おーい小早川ぁ、おれは絶対におまえのことを信じないけど、おまえの服選びのセンスだけは信じていいかもって思ったよー!

 

武士の装い

刀剣を見るにあたって、闇雲に物だけ見ても、正直言って違いなんかわからないし、目も肥えない。自分が見に行く刀にはどんな特徴があるのか?他に展示されている物とどこがどう違うのか?について事前にしっかり調べてから見に行く。戦(いくさ)は家にいる時から始まっている。それを続けていると、次第に一振り一振りの刀達が、それぞれ違った輝きを放つようになる(…はずだと信じている。おれはまだ全然その境地に達してないケド)。f:id:largesan:20161114212611j:plain来国行。『とうらぶ』の明石国行は、豪壮で迫力があり、来国行の中でも白眉と言われるが、個人的には細身・小峰の上品なこっちの作も好きだった(明石国行は初台の刀剣博物館で本年4月に鑑賞。部屋にポスター飾ってるよ)。明石国行を見に行った時はとうらぶ女子がめちゃくちゃやかましくてキレそうになってその時手に持っていたリンゴを握りつぶしてしまって…と、この手の話はやめておこう。

 

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長船光忠。今日はコレが見たくて行ったと行ってもいい。有害な物を買った“ついで”で上野に来たみたいな書き方をしたのはオレ流のサプライズ、照れ隠しであって、実のところこの一振りありきの秋葉原でもあった。

 

国立博物館は写真OKだけど、刀剣に関しては特に撮影に厳しい環境で(薄暗い部屋、ガラス越し、モノ自体が光を強烈に反射する)、さらに波紋や地肌、映りっていうやつはかなり繊細なものみたいで、なかなか写真に残らない。プロカメラマンが最高級な機材を使って撮ったであろう写真ですら実物とはかけ離れていることを考えると、結局は肉眼で見るしかない。

 

この長船光忠も、実物はこんなもんじゃなくて、激しく乱れた刃紋が豪華絢爛って感じで、めちゃ素晴らしかった。刀剣の見方、どの要素に注目するかっていう部分に関して、おれみたいな素人はまず刃紋に注目するとわかりやすくてイイ。蛙子丁字、つまりオタマジャクシみたいにくびれた波紋は光忠ならではの特徴だと本で読んでいたので、この目で見たかった。今日、ひとつ目標が達成できた。

 

おれ自身は平べったくて地味な顔つきをしているくせに、刀剣に関しては派手で大きく堂々としている物が特に好みみたいで、この長船光忠や長谷部国重の皆焼(本年1月、福岡で『へし切長谷部』鑑賞)、二代兼元の三本杉、福岡一文字一派なんかがカッコいいと思う(刀剣プロからしたらニワカ丸出しチョイスなんやろうけど)。

 

織田信長は長船光忠を熱心に集めていた。冒頭に書いたように、生まれる時代が違っていたら、この目で見ることはできなかったわけで、現代3150(サイコー)と思いました。

 

他にも石田貞宗や福岡一文字等、色々良かったけど、ブログの長さ的にそろそろ限界やね。昨日は撮影した刀剣の写真を編集していたら眠くなってしまって、せっかく買った物を使うことができませんでした。なので、そろそろ稽古に行ってきます。

 

終わり。

若者の老けたアピール

20代後半〜30代前半くらいのヤツの、老けたアピールが嫌いだ。

 

栄養状態が悪かった江戸時代とかならともかく、この現代でこの年齢はまだまだ若いだろ。全然「若者」にカテゴライズされるだろ。寝てない自慢に通じるアレを感じるっつーか、言ってしまえばウザいしウソくさい。

 

仮に本当に肉体的な変化(体力の衰え、記憶力の低下等)を感じているのだとしたら、それは加齢に伴う変化などではなく、単純に「運動不足」「バランスの悪い食事」「過度な飲酒」「不規則な生活」等が原因だろう。結局のところ、日々の生活、すなわち自分の人生から目を背け逃げ続けている怠惰な連中が、年齢を言い訳にしているだけに過ぎない。そういう人間の無神経な言動は、吉田沙保里選手、キングカズ、ウメハラ等、努力によって肉体的変化を凌駕し常に一線に立ち続ける方々への冒涜ですらある。

 

おれは一週間前から風邪をひいていて、なかなか治らずにいる。一回治ったと思ったらぶり返して40度の熱にうなされた。ヤマは超えたっぽいけど、今も結構ヤバい。毎日マスクしてる(メガネが曇って困る)。肉体的コンディションで言えば日々の筋トレと栄養管理によって自分史上最強の状態なのに、である。中学生の頃なんて、風邪をひいても大抵1日で完治、3日続くことなんてまずなかったハズなのに…。

 

これは決して老化に伴う体力の低下のせいではないと思う。

 

今年の風邪が特別しつこいのだ。

 

きっとそうなんだ。

 

大丈夫なんだ。

 

おわり。

ロードスター 補修部品注文

久しぶりにキツめの風邪をひいてしまって、ずーっと家で寝ていた。フトンの中でまどろみながら考えるのは、我が友人・ロードスターのことである。朽ち果てた状態から復活、毎週末楽しく乗っているとはいえ、まだまだ完全体には程遠い。何しろ10年以上放置されていた車体だ。外観は全塗装によりキレイになったが、中身はひどいものだ。

 

特にゴムやプラスチックの劣化は結構アレで、例えばエンジンルームのホース類なんかは赤褐色に変色しており、「もうすぐ破裂しまっせ」という雰囲気がプンプンする。既にお漏らししていたラジエータのみ取り急ぎ交換したが、ホース類やタイミングベルトウォーターポンプは、交換する時間がなくて部品だけ実家に置いてある。そのうち帰省してこの辺りを交換しようと思っているが、まずは東京にいてもいじれる簡単な部分からリフレッシュを始めることにした(東京では、マンションの立体駐車場に停めている都合上、腰を据えての重整備ができない)。

 

シフトレバー周辺

おれのロードスターは車内が妙に臭い。「原因は自分の体臭」という説も否定しきれないが、調べていくと、どうやらシフトレバー周辺のゴム部品の破損説が濃厚らしい。シールの役目を果たす部品が破損、ミッション近辺のオイルのニオイがそのまま車内に昇って来ているらしいのだ。

 

バイクの話になるが、ポンコツガンマを買った時に入っていたギアオイルは、強烈な硫黄臭を放っていて吐きそうになるくらい激クサだった。ギアオイルの中には極圧性を高める成分のせいで臭いものもあると聞くが、交換したヤマハ製ギアオイルはそこまで臭くなかった。「出てきたオイルが激クサだった」っていう点も、何となくあのバイクに愛着を持てない理由の一つかもしれない(勝手な話だけども)。

 

閑話休題。そんなわけでシフトレバー周辺の部品をサクッと注文。ゴム、樹脂製の部品群に加えて、破れていたシフトブーツも発注。「ネ申は細部に宿る」ではないけど、細々した部分の積み重ねが全体として「キレイ」を生み出すのではと思う。

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ペダル周辺

すり減っているブレーキ、クラッチレバーのカバーと、左足のフットレストを注文(背の低いNB用)。NA・NBの多くの部品に互換性があり、市場の意見を反映し改良されたNBパーツをNA組み込めるのが何だか楽しい。いつの間にか砕けて無くなっていた「クラッチペダルの根元のヤーツ」も注文。

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キャップ類

燃料キャップを注文。おれのクルマ(Sr.1)には赤いキャップがついていたが、根元のOリングにヒビが入っていたし、色もマッチしてない気がして何だか嫌だったので、Sr.2用の黒いものを注文(つくよな…?)乱暴に乗るとパワステフルードが噴水のように吹き出るとの悪名高いパワステキャップも、改良されたNB用の物を。もっとも、ジムカーナをやるでもなく、乱暴に乗る度胸も技術もないおれには意味がないかもしれないケド。まぁ転ばぬ先の杖というヤーツ。

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ドアのゴム

ドアを閉めると「ベッチィーンw」という高級感のカケラもない音がする。クルマに高級感など必要ないと思ってるけども、本来の姿じゃないというのは気分が悪い。数百円で改善できるなら安いものというヤーツである。

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その他

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エンジンルームを開けて、目についた「朽ちパーツ」をいくつか注文。生産が終わっているものもあるが、大抵の部品はまだ買うことができる。マツダさんありがとう。

 

以上。全てどうでもいいと言えばどうでもいい部品。でも細かい所からコツコツとやっていくのが、なんだかすごく楽しい。

 

今後のやりたいこと

幌の交換や、ゆくゆくは消耗しているであろうクラッチ板の交換、ブッシュ交換なんかもしてみたいが、消耗品以外で交換したいのはシートやね。W650にK&H製のシートを装着した時は感動したものだ。バイクとクルマ、シートが果たす役割は違うにせよ、直接体に触れる部品は自分に合った物にしたい。座り心地、快適性という意味でもそうだし、「乗り物に対して自分がどこにいるか」というのは非常に重要である(と、わかったようなコトを言ってみる)。

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エスケレート?っちゅーのがイイらしい。隣に人が乗ることはないので一脚で十分。

 

おわり。

 

新ブログ開始

新ブログ開始

長いことFC2でブログをやってきたんだけど、心機一転、はてなで新ブログを始めることにした。

 

今まで通り、読んだ本のこと、音楽(楽器)のこと、筋トレのことなんかも書く予定ではあるけれど、イチバンの趣味である乗り物関係を中心にやっていけたらと思う(ネタも多いし)。

 

そういうわけで、第一回は今おれが乗っているバイクとクルマについて書こうと思う。

 

 

カワサキ W650(2008年製)

我が友人。2012年夏購入。性能も車体の大きさもちょうどイイ。飽きのこないシンプルなデザインで、これぞオートバイ!ってカンジなところが気に入っている。大したカスタムはしてないけど、すでに自分の理想像にほぼ近づいていて、強いて言えば次のタイヤコウカーン!の時にリアを1サイズ細くしたいなぁと思っているくらい(メッツラー ME11&77にする予定)。これまで交換した部品の詳細なんかはまた別の機会に。

 

買ってから13000キロくらいしか乗れていない。1年で3000キロちょっとの計算だ。正直なところ、乗る時間より磨いている時間の方が遥かに長い。でもそれはそれでいいかな、と。たまにもっと速いヤツに浮気したくもなるけど、なるべく長く、大事に乗って行きたいと思っている。

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ユーノス ロードスター(1993年製)

 我が友人その2。2016年7月購入。隣に女の子を乗せたくて購入したけど、おれには彼女がいないので、今のところ助手席には母が乗ったのみである。オールドタイマー誌(朽ち果てたボロボロの乗り物を再生することを快楽とする紳士たちの社交場的雑誌)の個人売買コーナーに、信じられないくらい安価で出品されていたものを購入。信じられないくらいボロかったが、オールドタイマー誌の愛読者であり、ボロボロの車をいじることを快楽とする父の協力で見事復活した。車体はオールペイント、各所のサビを落とし、油脂類、ラジエータ、サスペンション、タイヤ等を交換したが、経済的事情により幌の交換ができておらず、幌は穴だらけで雨漏りが酷いため、もっぱらハードトップ(脱着式の屋根)を装着して乗っている(オープンカーを買った意味は…?)

 

回頭性がイイと言うのか、クルクルと軽快に曲がって行くので乗っていて楽しい。マニュアル車の運転は教習所以来ということもあり、運転技術に関しても日々勉強だ。クルマの整備知識は素人同然だが、幌やタイミングベルトクラッチの交換等、今後やりたいことがたくさんある。リトラクタブルヘッドライトはチビッ子へのウケがいいようで、同じマンションのキッズにパカパカする様子を見せたら歓喜の雄叫びを上げていた。こいつもできるだけ長い間、大事に乗っていきたいと思う。

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スズキ RG250ガンマ(1983年製)

友人と呼べるほどの思い入れがない一台。前の仕事を辞めてブラブラしていた時にヤフオクで発見、熟考することなく購入。学生時代に乗っていたDT230ランツァが凄まじくいいバイクで、それ故に2サイクルに良いイメージを持っていたんだけど、実際これに乗ってみて、ガンマとランツァの間にある15年という月日、技術の進歩はすごいなと痛感した(ランツァは1998年製)。すなわち、ランツァは2サイクルのオイシイ部分を上手に引き出し、ネガティブな部分を消している。ガンマはなんというか、原始的な乗り物やね。ピーキー過ぎておれには無理だった。

 

「完調!手の掛からないバイクです!」という売り文句だったが、買ってみればフロントフォークのお漏らし、オイルポンプからのお漏らし、キャブからのお漏らしと、お漏らし祭り状態である(よく確認しなかったおれの責任なんだけど)。修理しようと思えばできるが、したところでおれの好みの乗り味ではないので、なかなか腰が上がらない。見るたびに出品者(作家の西村賢太に激似)の薄ら笑いが思い出されて乗る気にもならず、ガレージで眠っている。なーにが完調じゃい、浣腸したろか!的な事を考えてしまう。近々売っぱらって、ロードスターの幌に変身することになると思う。

 

「自分の好きな乗り物像」を明確化してくれたという意味では貴重な存在。…でも、こうして写真を見ると、やっぱりカッコいいなぁ。

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ホンダ プレスカブ(2000年頃?製)

通勤用の下駄バイクであり、友人というほどではない。元々兄貴が買って、乗らなくなり放置、住んでいたのがあまりガラの良くない街だったこともあり、知らない間にどんどん部品を盗まれ、丸裸にされてしまったかわいそうなバイク。ヤフオクで部品を買い集め、自家塗装、88ccへのボアアップを施され復活。カゴが付いてるくせにシングルシートという意味不明な仕様になっているが、なんとなくそのまま乗り続けている。

 

パワー不足で坂にめっぽう弱く、図体が小さいこともありよく煽られる。その度にもうちょいパワフルな125ccくらいのものに乗り換えたくなるけど、屋根なしの環境に停めておいても、また多少の傷がついても気にならない存在であることはメリットが大きく、なかなか踏ん切りがつかないでいる。逡巡している間に、この前モノタロウにて一回り大きい前カゴを注文してしまった。より一層の積載性を手に、もう少し頑張ってもらおうと思っている。

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以上。これからどうぞよろしくお願いします。