ラージ記

   30代会社員。米国株投資、バイク(W650)、クルマ(NA8C)、音楽のこと。

ANAL*HOLIC2(入院・手術の話)

退院から2週間が経った。まだ完治とは言えないけど、入院から手術、退院までの記憶が薄れないうちに、正直な気持ちを記録しておきたい。なるべく包み隠さず書きたいと思う。
 

前提

痔瘻(じろう)を患い、八王子市にある多摩肛門科病院に入院した。「痔瘻」って、なんかもう字面がコワいよな。見た瞬間「これはヤバい」って直感する。実際、痔界のキング的な地位にいるらしい。具体的にどんなアレなのかは各人で調べていただきたい。世にも恐ろしいことが書いてあるから。
 
あと、「多摩肛門科病院」って、めちゃめちゃダイレクトな名前だよな。わかりやすい。おれは「タマコー」って読んでるんだけど、結論から言えばこのタマコーを選んで正解で、あらゆる面で本当にお世話になりました。皆さんにもおすすめしたい。
 

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多摩肛門科病院外観。色使いがなんとなく肛門っぽい。
 

痛みランキング

一位:一回目の麻酔注射 
二位:二回目の術後~翌朝にかけて
三位:二回目の術後、初めてのウマルコ時
 
おれは計二回手術を受けている。初診察の際、患部に溜まった膿を出すための切開手術(これは入院前の話。日帰り)。そして入院しての痔瘻根治手術。治療に関する全てのことの中で最強に痛かったのは、切開手術の麻酔注射でした。正常位の体勢+足を固定された状態でおしりの患部付近に注射をされるんだけど、身長197センチ93キロで、オカンから「赤ちゃんの頃からめったに泣かない我慢強い子」と評される屈強なこのおれが、本気で泣き叫んだ。マジで。神経の束の、その奥の奥に容赦なく鋭い針を突き刺すって感じの、耐えがたい痛みだった。逆に、二回目の根治手術の麻酔は「脊椎に注射される」という心理的抵抗はともかく、痛み自体はそんなに強くなかった。いずれも、麻酔が効いてしまえば手術中の痛みは全くない。二回目の手術なんて、3人の看護婦さんと筋トレの話をしている間に終わってしまったくらいだった(看護婦さんが積極的に話を振ってくるのは、患者が意識を失ってないか確認する意味もあるんだと思う)。
 
二位について、その麻酔が切れた後~翌朝までの痛みと不快感は、今思い出すだけでもゾッとする。痛みを感じるようになってきた一方で、まだ体は思うように動かせないという状態のストレスはハンパなかった。具体的に言うと、体がちょお重く寝返りうつのも大仕事なことに加えて、麻酔の影響で全然おしっこが出せないのが辛い。「アラ?いままでどうやって放尿してたっけ?」ってなる。力の入れ方がわからない。しかも術後は絶対安静とのことで、トイレに行くことは許されず、ベッドの脇で「しびん」へのアレだから。そして繰り返しになるが手術直後はおしりが相当痛い。慣れない環境の暗い病室で、痛みで眠れず、ただ夜明けを待つ。そんな一夜のことを想像してみて欲しい。
 
三位について、おれはウマルコがこんなに恐るべき存在になる日が来るとは思っていなかった。物心ついた頃から、「ウマルコ=おもしろいもの」という認識で生きてきたんだけど、手術の後、このめちゃめちゃ痛い所からアイツが出てくるかと思うと、想像するだけで恐怖に震えてしまった。魔王やんけと。傷口パックリ開いてっけどマジで来んの?と。そして来た時の痛みたるや。ただ、日を追うごとに痛みは少なくなっていきます。
 

入院中に辛かったこと

傷が痛いとかそういうアレはもちろんそうなんだけど、ダントツで一番辛かったのは、同室のオッサンのイビキだった。爆撃レベルのイビキの持ち主の分際でぬけぬけと大部屋に入ってくる、その無神経さが許せなかった。「自分はイビキがうるさいから、大部屋では他の人に迷惑をかけてしまう。追加料金を払って個室に入ろう」って思え。気を配れ。家族もなんか言っとけ。痛くて眠れない中で、耳栓しても全然意味ないくらいの貫通力を持ったあのイビキは、まさに拷問だった(それでも一晩耐えた)。あまりにうるさいので翌朝看護婦さんに相談したら、オッサンは寝るときだけ他の部屋に追放されることになった。正義は勝つ。ただそのオッサン、起きている間は明るく気さくですごいイイ人だったんだよな。「明日退院?おめでとう🎉 」とか言ってくれたし。だから最後まで憎めない存在だった。おっさんの術後の経過はどうだろう?快方に向かっているだろうか?
 

入院中の心の支え

辛い入院生活にも、救いはある。一つはお見舞いに来てくれる人たち。どうしても塞ぎ込んでしまう中で、話し相手がいるというだけで随分と心が楽になる。何より、時間を作って遠くから来てくれるという、その心意気が嬉しいじゃないの。逆に、おれの知り合いやトゥイラー(ツイッターネイティヴ風の言い方)のフォロワーの分際で見舞いに来なかったおまえ、おまえのことは絶対に許したくないと思っている。
 
もう一つは、お風呂。月曜に入院し、木曜まで入浴禁止令が出ていた。この間は自分がひどく不潔でみじめな存在に思えて、本当に辛かった。その分、術後初めての入浴はおれ史上最高の入浴体験となった。タマコーのお風呂は窓が大きく、方角的にも日光がさんさんと入る向きに作ってある。あれは秋晴れの日の午後1時頃だったと思うが、日の光を全身に浴びながら湯船に浸かるのは最高の気分だった。意外にもお湯がしみて痛いということはなくて、むしろ血行が良くなることで痛みが和らいだ。タマコーには「入浴時間は着替えを含めて20分」という軍隊レベルの掟があるので、そうゆっくりもできないのが残念だったけど、 以後入浴の時間が毎日の楽しみとなった。 
 
最後は看護婦さん。ここの看護婦さんは、全員がそれぞれ戦国武将並みのモチベーションを持って働いている。ハンパねぇレベルでテキパキしているし、わからないことがあると的確に教えてくれるので安心できた。タマコーお医者さんは、たぶん痔についての達人みたいな人なんだけど、どの分野の達人もそうであるように、全く無駄がない。手術もちょおスムーズに済んだし。でも患者への説明についても無駄がなさ過ぎて、おれは結構不安になった。おれのおしりを0,5秒見て、「うん、大丈夫」程度のことしか言ってくれないからね。その分看護婦さんが色々と説明してくれるし、薬を塗ってくれたりするので、「看護婦さんに治してもらった」っていう気持ちが強い。
 

他人におしりを見せるということ

最初は、見ず知らずの他人におしりを見せることに抵抗があった。特に、いくら自分より随分お姉さんとはいえ、看護婦さんにおしりを見せるのがすごく恥ずかしかった。しかし今では、それはまったく無駄な悩みだったなと思う。恥ずかしがる必要なんかない。やべぇと思ったら迷わず医者に行った方がいい。モジモジしてる時間はマジで無駄だから。例えば百合漫画読んでて、「私たち女の子同士だから…」みたいな問題を長々と取り上げてたらイラつくじゃん。おれはそんなレベルの百合漫画が読みたいんじゃねぇよ、みたいな。その葛藤は確かにそう、ごもっともだが、その前提でさらに上の問題をアレしてくれやっていう。それと同じで、早々に「おしりを見せる」という前提に舵を切って、サクッと次のステージに行くのが自分のためになる。おれはもう何の躊躇もなく脱げる。真面目な話ね。
 

治療費

おれが幸運だったのは、入院施設のある専門の病院が家の近くにあったことと、はじめからその病院にかかったことだと思う。痔関連のブログを読んでいると、医師の判断が甘くて病状が長引いたりとか、いくつもの病院にかかったりとか、保険が使えず治療が高額になったとか、いろんなパターンがあるみたいだ。おれはラッキーだ。ちなみに、おれの入院~退院までの費用は、入院期間1週間、治療費に食事とか薬とか全て込みで¥58,000くらいだった。安いと思う。
 
以上レポっす。チラシの裏すんません。

ANAL*HOLIC(痔の話)

痔の治療のため、入院することになった。

 

今、恐怖に震えながらこの文を書いている。脊椎に麻酔を打って、おしりを切るらしい。なんだそれ。考えただけで怖くて震えてくる。仕事は全く手につかない。仕事どころか、自分の好きなことにだって何一つ集中できない。ギターを弾いても、クルマに乗っても、山道具の手入れをしていても、頭の中は痔のことでいっぱいだ。

 

どうしてこんなことになったのか。

 

そいつは突然やってきたんだ。

 

痔関連のブログを読んでいると、「長年に渡り耐え続けてきたが限界になって病院へ」というパターンが目立つ。「肛門科に行く」ってすごい大変だよね。気が重いわな。「起業」と同じくらいの思い切りが必要なんじゃないだろうか。

 

おれの場合は事情が違った。ある日突然おしりが痛くなって、翌日速攻で肛門科の門を叩いた。逡巡するヒマさえないほどの痛みだった。なにしろ座れないし、歩くのも辛い。バイクなんて話にならない。生活への支障がありまくりだった。市販薬で何とかするのは無理だと思ったし、薬局に行って痔の薬を買うのも恥ずかしいわけで、どうせ恥ずかしさを味わうなら病院に行ってしまったほうが話が早いと思った。

 

当初こそ羞恥心を感じたものの、一度経験してしまうと考えは変わった。花も恥じらう乙女じゃあるまいし、病院の様子とか、はじめておしりを他人に見せるのが恥ずかしかったとか、そういう話をいちいち書くつもりはない。相手はプロで、彼ら/彼女らにとっては患者のおしりを見るなど、合コン相手の顔をチェックする程度のアレなんだろう。

 

簡ケツ(簡潔)にケツ論(結論)だけ書くと、初診の段階で応急的な手術をされ(これが人生で初めて味わうレベルの激痛だった)、そのおかげで今は落ち着いているけど、根本的な解ケツ(解決)のためには別の手術が必要、入院が避けられない、ということ。その事実はどうやったって動かせない。

 

怖い。

 

怖くて震えている。

 

おれに強さをくれ。

 

痔の手術に、術後の痛みに負けない心の強さを…。

 

ネ申よ…。

 

 

 

会社には洗いざらい全て話した。おれは会社では貴公子的なキャラで通っているので、もしかしたら泣き出す女の子とかもいるんじゃないかなって不安だったけど、おれは誰のものでもねぇし、おれの体はどうしようもなくおれ自身だけのものだから、そんなことは気にしなかった。

 

それよりも実務的な問題として、入院や診察で仕事を休むのは間違いないわけだから、下手に誤魔化すのは悪手だと思った。実際、すべて正直に話して良かったと思う。

 

しかしまぁ、痔だって言うとみんな笑うよな。老若男女問わず笑っとったわ。女の子も全然泣なかないね。笑顔。大変ですね~とか言いながら、全員笑ってるから。笑わないように堪えてる人もいたけど、堪えてるのがわかった時点で笑ってるのと一緒だもんな。

 

取引先の人で、どうしても話が合わない苦手な人がいる。その人と会うときはお互いに一切笑顔なんかないんだけど、このあいだ「申し訳ないんですが通院のために今日はここで失礼させていただきます」っつって、向こうが「具合悪いんですか?」って言ってきて、しょうがないから「大変お恥ずかしいんですが痔になってしまいまして…」って言ったとき、はじめてその人の笑顔を見たもんな。3年の付き合いで、今まで一切笑わなかったのに、そこで初めて満面の笑顔を見せたわ。まぁええんやけど。

 

もしかしたらこれを読んでいるおまえ、そこのおまえも笑ってるのかもな。

 

全然いいよ。

 

全然大丈夫だよ。

 

痔ってなんかおもしろいもんな。

 

ただひとつ、忘れて欲しくないことがある。

 

おしりはおまえと共にあるということ。

 

おしりは常におまえと共にあり、決して逃げることはできないということ。

 

誰もがおしりという名の刑務所の囚人なんだということ。

 

そして、嵐は突然にやってくるということ。

 

 

 

ご自愛ください。

登山のこと

トゥイラー(ツイッターネイティヴ風の言い方)では色々カキコしてんだけど、一度ブログでも山登りについて書いておきたい。

 

山岳小説や登山家/クライマーの紀行文を読んでいたら、山に登りたくなってきた。エロ本を読めばアレしたくなるのと同じように、山の本を読めば山に登りたくなる。当たり前のことだと思う。

 

おれの親父は若いころから山登り/岩登りをずっとやっていて、その親父に連れられる形で、おれも高校三年までは毎年どこかの山に行った(白山、双六岳槍ヶ岳、焼岳、薬師岳、三俣蓮華、北ノ俣岳、黒部五郎、笠ヶ岳など。夏のみ)。ただし、それらは全て親父に連れられての、完全に親父の傀儡となっての登山だったから、自分の中に登山技術と言えるようなものは何一つ蓄積されていない。

 

ゼロからのスタートということになる。

 

 

日帰り装備の購入

やると決まれば道具を揃える必要がある。まずは「日帰り」「食事にはこだわらない(お湯を沸かすだけ)」というスタイルでやる。

 

これまでに買ったもの

・靴(キャラバン C1-02S)

海外メーカーのカッコいいデザインのものはどれも足に合わなかった。安価でスタンダードな物をこうた。お店でフィッティングしてネットで安く買うという、悪魔のような行為をしてしまった…。

 

・ザック(OMM CLASSIC25)

海外通販を使うことで日本での定価の半分くらいで購入できた。軽いくせに背負い心地がいいし、ポケットの数なんかも多すぎず少なすぎずで使いやすいと思う。

 

・レインウェア(モンベル トレントフライヤージャケット+レインハイカーパンツ)

ジャケットはウインドブレーカー代わりにも使うので、透湿性が高く軽量で高性能なものを選んだ(山をなめるな)。パンツはいいヤツを買っても擦れてすぐダメになりそうなので、安いヤツを(山をなめているわけではない)。

 

・トレッキングポール(ブラックダイヤモンド ディスタンスカーボンFLZ)

当初は「棒切れに頼って歩くなど漢らしくない。己の二本足で歩いてこそ」などと思っていたが、親父から勧められて考えを改めた。ストックをうまく使えばケガ防止になるし、ケガした際も下山できる確率が高まる(山をなめるな)。また、後述のツエルト設営にも使うものだからと考えて、思い切って購入した。

 

・お湯沸かしセット(プリムス P-115、エバニュー チタン パスタもクッカーS)

軽さ優先でアルコールストーブも考えたが、自分には到底使いこなせないと判断して見送った。どうしたって風に弱いし、おれはオッチョコチョイなので燃料の不始末をやりそうだ。食器はこの1個で十分。ラーメンが作れるし、マグカップとしては少々大きいが、コーヒーもシバけるサイズ感で気に入った。こんな商品名だけどパスタを茹でるにはどう考えても小さすぎる(パスタ茹でる気はないからいいんだけど)。

 

その他、帽子、速乾インナー、厚手の靴下、フリースジャケット、エマージェンシーシートやヘッドライトといった小物などを購入。また、コンパスと本を買って地図読みの基本を勉強した(山をなめるな。今のところ迷うような山には行ってないけど)。

 

登山における装備の軽量化は、いわゆる「ウルトラライト」的なスタイルの人以外にとっても至上の命題だと思う。おれも軽さとコンパクトさを重視して選んでみたけど、一方で、「軽さを優先しすぎてめっちゃ不便」みたいな事態に陥らないよう、自分なりにチョイスしたつもり。今のところはどれもうまく機能していると思う。

 

 

泊まり装備について

「日帰りで」などと言って始めたけど、何度か山に行っているうちに泊まりたくなってきた。というか、泊まり用の装備というのはどれもひどく物欲を刺激するもので、おれもまんまと刺激され、「欲しいがために泊まりたくなった」という方が正しいかもしれない…。

 

・ツエルト (ファイントラック ツエルト2ロング)

テントを買うなら、多少重くても快適な、自立式のしっかりしたものにしようと思っていた。しかし、親父に「快適に寝たいなら山など行くな。おれが若かった頃は、岩壁で宙吊りの中寝るなんてこともしょっちゅうよ」などと、昔話を交えて説教されてしまった。岩壁で寝る予定はないけど、たしかに多少不快でも身軽に動ける方がいいやと思ってツエルトを買ってみた。

 

ツエルトとはすなわち簡易式のテントで、一般的なテントに比べて快適性や居住性は著しく劣るものの、とにかく軽く済む(コレも340gしかない。テントはちょお軽量のものでも1㎏はある)。たった数日のことだから、快適に眠れなくても、空間があって横になれれば問題なかろうと判断した。そもそも、日帰り登山であっても不慮の事態に備えてツエルトを携行することが望ましいわけだから、これは決して無駄遣いではないはずだ(山をなめるな)。

 

簡易型テントと言えども、その実単なる布ペラ一枚で、設営には練習が必要。本番までにしっかりと訓練しておきたい。設営のデキ次第では多少の風にも耐えられるらしいが、山で本気の風が吹いたらいくら立派なテントでも転がっていくもので、そんな状況ではツエルトなど話にならないと思う。情けないけど本気でヤバそうなときは小屋に逃げ込もうと思っている。

 

シュラフバー(SOL エスケープヴィヴィ)

夏場であれば、厚着した上でコレに入ればシュラフは必要ないんじゃないかという目論見があって購入した(むかし真夏の北ノ俣岳で、テントもなにも使わず、エマージェンシーシートに包まって寝たことがある。寒くなかったし、寝ながら星を眺めることができて良かった。蚊に刺されまくったけど)。ザックのパックライナーとしても使えるし、不慮の事態に陥った時にも役立つだろうから、決して無駄遣いではないと思う。山道具を買うにあたっては、常に「命にかかわるから」という大義名分があるため、財布のヒモが緩みがちになる。山をなめるな。

 

エバニュー 厚めのマット

型番失念。安かったのでつい買ってしまった。

 

以上の装備は買っただけで、まだ実際に使ったことがない。スマン。

 

 

目標

高尾やら丹沢で軽く練習した上で、10月の連休で実家に帰って、北ノ俣岳と天蓋山にそれぞれ日帰りで行ってきた。何しろ道具はどれも一流だから、何も困ったことはなかった。名峰がズラリと並ぶ山域にあってはどちらもマイナーな山で、おかげで人が少なく(というか2日間で3人としかすれ違わなかった)、快適だった。台風のせいで天気が微妙だったのもあるだろう。久しぶりに一つのことに没頭できた気がして、いい気持ちになった。

 

しばらく関東の山で経験値を積んで、いつか剱岳(2999m)に行くのが目標。まだ登ったことがないし、名前がカッコいい。あと2999mっていうのもカッコいいと思う。

 

山から帰ってきてソッコーで痔になってしまって、今は登山どころか駅の階段を登ることすらツライんだけど、早く治して経験値を積みたいです。

 

本当にありがとうございました。

通勤

台風の朝、満員電車での通勤。
 
昨日はたまたま20㎏くらいの荷物を運ばなきゃならんくて、それをリュックに詰めて出勤してたんだけど、車内が混みすぎてて網棚は一杯だった。しょうがないからその激重リュックを正面に抱えて、電車は遅れ、目的地まで1時間半。重い。
 
人口密度がパなくて息苦しい上に、押された荷物が肺を圧迫して十分な空気を吸い込めない。重い荷物と薄い酸素。エベレストに登るための訓練だと思って、とにかく耐えた。なにしろスマホや本を取り出す余裕がないから、修行と思ってただじっと耐えるしかない。
 
車内でおれの右隣に位置していたババアが持っている傘には水滴がタンマリついていて、それがおれに密着してくるもんだから困った。伝う傘汁でつま先まで濡れる靴下。水切ってから乗れ。ジューシーな状態で乗り込んでんじゃねーよ、と。
 
電車内中央部は、十分な吊革が備わっていない。そもそもこんなにすし詰めで乗ることが想定されてないだろうからしょうがないんだけど、実際問題として摑まる部分がないのは困る。おれの他にも吊革難民が結構いて、加減速の度にそいつらがワーッと雪崩のように襲い掛かってくる。
 
ブレーキでワーッ!
 
加速でワーッ!
 
いや、アホ丸出しですやん。大人たちが一斉にワーとか言って転びそうになってるこの状況。完全にアホ丸出しですやんか。
 
おれは倒れこまないように、濡れた足先に力をいれて踏ん張る。隣のババアはバンザイのポーズで、どこか摑まるところはないかと手をあちこちに伸ばして格闘している。だがそんな場所はない。そのうち諦めたのか、100%、ありったけ、全力で、おれに全体重を預けてくるようになった。
 
なにもかもが嫌になってくる。
 
疲れ果てて会社に辿り着いて、パソコンを広げて仕事をやる。メールを打ったり書類を作ったり調べ物をしたり、言ってしまえば自宅でできるようなものばかり。
 
おい、サラリーマンの仕事とは「耐えること」なんけ?
 
昨日社員を出勤させた日本全国の社長やらCEOやら、よくわかんねーけどそういう判断ができる立場のヤツを一列に並べて、社員の仕事は出勤かいと、出勤そのものかいと、問いただして回りたい。その全員のメガネのレンズに、油性マジックでウンコの絵を描いて回りたい。今日のこのブログの一字一句全てにメロディつけて、大音量で聞かせてやりたい。
 
いい加減にしろ。
 
さようなら。

バイクの車検

バイクを車検に出してきたんだけど、2年ぶりに会ったバイク屋の親父さんがガリガリに痩せていてびっくりした。
 
今年の春に病気をやったらしい。
 
何とは言わなかったがおそらく癌か、そうでなくともかなり重いものなんだろうと思う。弱々しい足取りがそう物語っていた。
 
親父さんは整備のために俺のバイクをリフトに乗せようとして、大きくバランスを崩した。俺が近くにいて、咄嗟に支えに入ることができたからバイクはギリギリ倒れることなく無事で済んだけど、バイク屋さんがバイクの取り回しをミスるっていうのは結構ヤバイ。これまで何千何万台っつー数のバイクに触れてきた人は、普通ちょっとやそっとのことじゃミスったりしないから。
 
今まで世話になってきた人だから、病気のことはとても心配だ。無理をせずにいてもらいたいと思う。しかしそれとは別の問題で、「大丈夫か?」って思いがある。この店、この親父さんは仕事が丁寧で、おれはその点を信頼して整備に出していた。今回その信頼に黄色信号が灯った。自分の整備スキル不足でバイクにダメージがいくのはまだ納得できるけども、プロにお願いして傷ついて返ってくるなんて馬鹿みたいな話は許せない。そのまま車検をお願いしてきたものの、今はバイクが無傷で無事に帰ってくることをひたすらに祈っている。
 
しかしひでー話だ、人の病気よりも自分のバイクの事を心配するなんて。なんて薄っぺらで不義理な男なんだ俺は。こんな気持ちになるなら量販店に投げるなり自分でやるなりすればよかった。
 
本当に安倍政権は許せない。

大事なお知らせ。

このたびニュースなどで報道されているとおり、TOKIO山口達也メンバーが強制わいせつの容疑で書類送検されました。

 

達兄(たつにぃ)のやったことは、けっして許されるものではありません。

 

達兄には、しっかりと法の裁きを受け、そしてまたいつの日か、ファンの声援に真正面から応えてもらいたいと、俺は心から願っています。

 

正直、色々なことを考えました。

 

これまでもずっと、達兄とはお互いにいい影響を与えあって、切磋琢磨し、やってきたつもりです。達兄がどう思ってるかはわからないケド…。

 

そして、1つの結論を出しました。

 

 

 

この機会を持って、この俺・ラージっちは、ラージっちとしての音楽活動を封印しようと思います。俺にとって、「TOKIO山口達也」がいないこの業界でやっていくというのは考えられないことなんです。

 

張り合いがないとか、気が抜けるとか、そういうことともちょっと違う。とにかく俺の中で、今後ミュージシャンを続けていく意味が見いだせなくなってしまった。

 

「音楽でビッグになる」って思って今まで本気でやってきたけど、本当に本当の封印。限りなく引退に近い決心です。今後は普通のサラリーマンとして食っていきます。

 

ファンのみんな、突然身勝手なことを言ってごめん。

 

けど、俺にとっては、とてもとても重要なこと。みんなにも、わかってもらえたらウレシイ。俺の魂は、俺が作った音楽の中に刻まれていて…

 

ラージっちは、永遠にそこにいます

 

いつか、また会える日が来ることを祈って。

 

 

2018年4月26日 ラージっち

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ラージっち英語ペラペラへの道

浪人~大学1年くらいがおれの英語力の黄金期で、TOEICで800点台を取ったことがありました。一般的には高得点と言っていいレベルだと思うけど、会話は大のニガテで(考えてからじゃないと言葉にできないから会話のキャッチボールもなにもないし、相手から「手加減してやってるぞ感」がハンパなく伝わってくる)、字幕なしで映画を観るのも全然無理。一方で読むのはそこそこアレという、典型的なニッポンジン型の英語力でした。
 
あれから10年以上が経ち、もともとそれほどでもなかったおれの英語力は、救いようのないレベルまで落ちました。読めないし書けない。会話なんか、文字通り、話にならないレベル。
 
以前バンドの練習があった際に、メンバーの大学時代の友人だという香港出身のコウさんがスタジオに遊びにきていて、メンバー達と楽しそうに談笑していたことがありました。コウさんはほぼ英語ネイティブ。バンドメンバーのうち二人は日常的に英語を使う仕事をしており、もう一人は英語が喋れませんがコミュ力がすごくて、日本語で強引にコミュニケーションを取ると結果通じるという千原せいじ型。一方のおれは、生まれながらの童貞モジモジ気質を発揮してしまいました。
 
コウさんはおれにいろいろ話しかけてくれたけど、99パーセント、何言ってっかわかんなかったです。もっとゆっくりと、赤ちゃんに話しかける感じで頼むわと思いました。また、現地の女はどんな感じなのか等質問したいことはあったけど、単語すらただのひとつも出てこず、おれは完全に居場所をなくし、部屋の隅の方でニタニタと薄気味悪い笑みを浮かべ続けることしかできなかった。ノーイングリッシュでフィニッシュです。
 
黄金期も会話はニガテだったけど、さすがにここまでじゃなかったはず。…いや、まずはその「むかしは多少できていた」という無駄なアレを捨て去り、自分は完全にカスだと認めた上でゼロから再スタートする必要があると感じました。Stop clinging to your glory days, or you'll be left behind.(出典:DUO 3.0)
 
つーわけでしばらく前から英語の勉強をしています。そして3つの目標を設定しました。
 
・TOEIC900点(過去の自分を超える)
・ネイティブと円滑なコミュニケーションが取れるレベルの会話力を身に付ける
・カリフォルニアに移住
 
具体的には、まず英語力を上げて転職、アメリカに赴任→頑張って働き、給料をせっせと投資に回す→しばらく働いて十分な財産を築いたら、よきタイミングでリタイア→カリフォルニアの太陽の下、昼はバイクやオープンカーを走らせ、夜はギターを弾くなどして気ままに暮らす→この辺りにヤバいギタリストがいるという噂になる→メガデスに加入。3つどころじゃないか。まぁええか。
 
おれは浪人時代、予備校に行かずひとりで仮面浪人をしていたので、必然かなりの参考書オタとなりました。最近そのオタ具合が復活し、評判の本を調べては買い込んで試しています。これが結構楽しいんだな。また、結局は数読んで音読しまくるのが最強ってことで、『多聴多読マガジン』なる月刊誌も購読し始めました。取り上げられている英文がバラエティ豊かでおもろいです(ハリウッド俳優のインタビューとかトランプの演説が教材になってたりします)。
 
今の自分の英語力はカスだけど、この世界には「英語が喋れるめちゃめちゃアホな人」も絶対たくさんいるはずなので、自分を信じて勉強し続ければ大丈夫だと思います。

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唐突ですがBLACKPINKのリサちゃんです。かわいいね。

 

おわり