ラージ記

   30代会社員。登山、バイク(W650)、クルマ(NA8C)、音楽、米国株投資のこと。

株価暴落から今年の投資を振り返る

ボラティリティの高い1年でした。ここ数年で株を始めた人の多くは含み損を抱えてるんじゃないだろうか。
 
おれも資産減らしてる。ただ、初めて暴落らしい暴落に直面している心情としては、意外と「こんなもんか」って感じ。暴落が来たらアブラ汗垂らして四六時中カネのことを考えるようになると思ってたんだけど、意外とヘーキ。痔瘻の治療に比べたら余裕すぎるわ。
 
わりと軽傷で済んでるのは、投資を初めてから今日までの間に、ある程度の配当金を手に入れてるってのがひとつ。毎年数十万のお金が完全なる不労所得として入ってきて、これは来年も再来年もその先も、売らない限りは継続的に入ってくる。この配当を5年10年と積み上げていくだけで小市民には結構な額になるから、今この瞬間の評価額が増えようが減ろうがあんまカンケ―ないよな。20年後か30年後か、株を現金化する時に、それまで得た配当金込みでプラス圏にあればいい。
 
もう一つは、我がポートフォリオはその3/4をETFで占めていて、それなりに分散が効いている。変なもんは買ってないっていう自負がある。そのうち上がるでしょ。
 
 ※株始めた頃に買った個別銘柄群については後悔がないでもないけど、バークシャーハサウェイ以外はどれも高配当だし、とりあえず持っておく予定。今後買うのは全部ETFになると思う。
 
仮にここから半値になっても、さして心情に変化はないはず。むしろ今は、1月にボーナスが出たらIVVとVYMを追加で買おうと思ってるよ。
 
「S&P500のETFを軸にしつつ高配当銘柄からお小遣いをもらう」ってのが自分に合った戦法だと、そう確信できた1年でございました。
 
 こういう相場になると痛感するのが基本の大切さで、すなわち
 
・生活のための資金を別に持っておく
・分散させる
レバレッジ をかけない
 
ことにつきる。我々はプロのファンドマネジャーではないのだから、多少効率が悪かろうが、自分が受け止めることのできる余裕を持つのが大切やな。
 
上記ポートフォリオ以外に積み立てているのが以下の3つ。
 
① つみたてNISAで楽天VTを満額
iDeCoでニッセイ外国株式インデックスを毎月1万円
③ e-MAXIS Slim S&P500を毎日500円
 
iDeCoの額が少ないのは、安月給で余裕がないってのが大きな理由だけど、制度自体が若干キナ臭いからってのもある(受給開始年齢が変化すんじゃねーか?みたいな)。節税になるのは確かなので、シコスーでも恩恵に与りたく少額でやっている。
 
ちなみにウェルスナビは解約しました。イイ投資先ではあるけど、自分にちょっとずつ知識がついてきたことで、手数料分の魅力を感じなくなってきたので…。
 
それではみなさんよいお年を。