最近の山
5/3 高尾北稜(高尾駅〜八王子城跡〜堂所山〜高尾山)
高尾北陵(高尾駅〜八王子城跡〜堂所山〜高尾山)を走った。
— ラージっち (@largesan) 2021年5月3日
堂所山を下って陣場〜高尾の縦走路に入ると人大杉だし道も良すぎて消化試合感が半端ないから、次回以降ルートを考える。約30㎞をバテずにクリアできたのは良かった。 pic.twitter.com/Q28gd7JTsY
初めてトレランっぽいことをやってみた。ガチのランナーのような体力はないのでキツい個所は歩いたけど、それでも思ったよりスムーズに動けたと思う。
堂所山を下って陣馬山への縦走路に合流するまでは人が少なく快適。家から近いので、山に行けない週末のトレーニングとしては良いと感じた。短時間で強度が欲しい時は、ランを取り入れてみよう。
5/22~23 北八ヶ岳(蓼科山、双子山、北横岳)
蓼科山、双子山、北横岳に登った。
— ラージっち (@largesan) 2021年5月23日
終始天気イマイチで山頂からの景色はアレだったけど、楽しかった。湖畔のテント場は雰囲気が良くて気に入りました。 pic.twitter.com/k8rONgnRea
南八ヶ岳には何回か行ったことがあるが、北は初めて。
天候に恵まれず山頂からの景色は得られなかったが、しかしそれだけが山の魅力じゃないな改めてと感じることができた。苔生した緑の景色、シラビソの森の静けさは北八ヶ岳特有の物だろうし、標高2000m地点に現れる山上湖(双子池、亀甲池)、特に夕刻、日の出の時間に見た水面は幻想的だった。…とはいえ、天候の良い時にもう一度登ってみたいとも思う。
今年中に八ヶ岳の主だったピークを踏みたいので、北八ヶ岳にはもうしばらく通うことになりそうだ。
以下、今回の気づき
① 7:00~17:30の行動中、バテることなく動くことができた。行動食の内容、摂取のタイミングが良かったんだと思う。すっぱいグミと柿ピー最高。
② 普段つい面倒になってコンデジを置いていきがちだけど、今回はしっかり持ち込んだ。やはりスマホとは一線を画す描写力がある(使ってるスマホがボロいってのもあるけど)。今後は横着せず毎回カメラを持っていくようにしよう。RX100m5a最高。
③ 枕問題。今まで「しっかり眠りたいから」と空気で膨らませる枕を持ち込んでいた。さらに、「イマイチ寝心地が悪い」「妻の分も必要だから…」と言い訳しながら2つも購入してきた。しかし今回、着替えをギュウギュウに詰め込んで固めに調節したスタッフバッグこそ最高の枕であると確信。お金で買える物が優れているわけではないんだなぁ。
④ 双子池ヒュッテにテントを張り、不要な荷物をデポした際にチェーンスパイクまで置いていってしまったのは間違いだった。今回の北横岳は北側の斜面を登るルートで、雪が多く残っていた。結局のところチェーンスパイクなしでも登れたんだけど、あればもっとスムーズにいけたのは間違いない。また、ゲイターも準備しておくべきだった。
最近の山
4/25~26 甲武信ヶ岳~三宝山
昨年の8月に甲武信ヶ岳に登った時、道中しつこくスズメバチに追われて辛かった。
下山後、あれはスズメバチではなくアカウシアブだったとわかったわけだけど、ともかく自分の無知のせいで楽しめなかった山だったので、もう一度登りたいと思っていた。
西沢渓谷から甲武信ヶ岳への登りは展望こそないがトレーニングにはちょうどいい強度で、鈍った体には丁度良い。それにこの時期ならスズメバチもアブもいない。
今回は甲武信ヶ岳を越えて、埼玉県最高峰の三宝山にも行ってみた。山頂に展望はなく、よくある藪山という感じだけど、静かで良い所だった。三宝山にある三宝岩という大岩(甲武信ヶ岳の山頂からよく見える)にも登るつもりだったけど、下調べが足りず三宝石への分岐路が見つけられなかったため断念。次回に持ち越しとなった。
街は既に初夏の様相で、2000mを超える山であってもそこまで寒くならないだろうと舐めてかかったがこれが大間違い。山頂付近では雪が舞い、明け方は-5℃まで冷え込みテント内の飲み水はシャーベット状に凍ってしまった。それでも、多少寒い思いをしながらも眠れたし、大きなミスもなく下山できたのは良かった。
寒くて寝られない時は…
・プラティパス、ナルゲン等にお湯を入れて湯たんぽにする
というのはメジャーな手法で知ってる人も多いだろう。今回は湯たんぽを作るほどの寒さではないけど、肩と腕周りがじわじわ冷えてきた。ダウンジャケットを着てはいるけど、肩と腕のロフトが潰れて断熱層を作れていないという感じ。そこで、腕をアームホールに通さずジャケットの中に入れ、余った袖部分もジャケットの中に入れてみた。すなわち「気を付け!」の体勢。これが効果大で、若干窮屈ではあるもののシュラフ内の暖かさが倍増してよく眠れた。
小さな事だが自分なりに工夫して環境に適応できたのは良い経験になった。
甲武信ヶ岳〜三宝山
— ラージっち (@largesan) 2021年4月26日
夜中−5℃まで冷えたのは想定外で、ちょっと寒い思いをしたけど防寒について新たな知見を得る事ができた。テント場は貸し切りだったし二日目は快晴に恵まれたのでラッキーだった。山に登るたびに双眼鏡が欲しくなるから、そろそろ買おうかしら pic.twitter.com/t6vtfTh00P
ラージ式テント考
現在使っているテントは
・プロモンテ VB-10
・アライテント トレックライズ1
の2つ。この2つを比較すると
・居住性
トレックライズ>>>>>VB(トレックライズめっちゃ居心地いい)
・設営しやすさ
・軽量・コンパクト性
VB>>>トレックライズ(重量差は200g程度で誤差の範囲、仕舞寸の差が大きい)
という感じの関係になる。自分はシビアな山をやっているわけではないので、「昼過ぎにテントを張って明け方までテント内で過ごす」というパターンが多い。つまり、少々情けない話だが、歩いているよりテント内にいる時間の方が長い。そうなると居住性の高さを優先したくなり、最近はもっぱらトレックライズを担いでいくことが多い。
ただ、VBの吊り下げ式シングルウォール特有の手軽さも素晴らしいと思う。あっという間に設営・撤収できるし、透湿性にも優れ結露の不快感も少ない。シングルウォールの特性として室内は湿ってしまうが、ツェルトの様に「結露が雨となって降ってくる」ということがないだけで十分だ。
また、スタッフサックに詰め込んだ時のサイズもトレックライズに比べてかなりコンパクト。パッキングの融通が利く。
加えて、家に帰ってからテントのメンテをする際の手間もダブルウォールの半分で済む。簡単で面倒がない。この点に触れる人はほとんどいないけど、シングルウォールの大きなメリットだと思う。
というわけで、トレックライズとVBの中間のようなテントがあれば理想なんだけどな…と思っていたところ、今年こんなテントが出たようだ。
前室つきのシングルウォール。これは良いね!前室があると靴を置いたり煮炊きをするのに便利だし、横幅120cmとトレックライズより広いから余裕を持って使えそうだ。それでいて1220gと軽量で仕舞寸も小さい。理想的なテントだと思う。
今あるテントを使いまくって買い換える時が来たら、購入の筆頭候補になるだろう。
おわり
ラージ式ランニング道具
この本を紐解いてみると、
・登山は割とハードなスポーツ
・ウォーキング等の負荷の低い運動はトレーニングとして不十分
・ランニング、筋トレは有効。一番いいのは山に登ること
といったことが書いてある。なるほど、これは本を読む前から薄々わかっていたことだが、科学的な面からも裏付けが貰えたようで嬉しく思った。
というわけで、自分も筋トレ+ランニングを行っているんだけど、今回はランニング用の道具の中から気に入っている物について記したい。
走る時に小さいザックを背負うようになったのは水の携行のため。自分は喉が渇きやすいのか、短い距離でも水が飲みたくなる。特にこれからの暖かい時期、距離に関わらず水なしに走ることは考えられない(けど夏も手ぶらで走っている人結構いるよね。喉乾かないのかしら)。
最初は日帰り用の20リットル程のザックを使っていたんだけど、さすがに容量が大きすぎて持て余した。このザックはたった8リットルしかなくて、近所のランニングでも邪魔にならないし、荷物が少なくて済む時期なら高尾や丹沢なんかでの低山トレーニングにも使える。
走っても全くブレない構造が素晴らしいし、収納が充実していて使いやすい。体の前面に
・ボトル
・行動食
・スマホ
・財布
等々を収納できる。今ではこのザックなしでは走りたくないレベルで愛用している。登山用のザックにボトルホルダーを追加した場合、走るとどうしてもボトルが揺れてしまうんだけど、さすがトレラン用のザックは違うなと感心してしまった。
欠点という欠点は見当たらないけど、各部のストラップにゴムのコードが多用されているので、経年劣化で伸びてしまわないかだけ少々気になる。
●水の携行方法
当初はハイドレーションを使っていたけど、準備・片付けが面倒で、オスプレーのボトルを使うようになった。
体にフィットする形状が最高。ディスタンス8の胸ポケットに挿しても全然ゴロつかない。それでいて、強度がありそうな樹脂製なので穴があいたり水漏れの心配がない点も良い。値段も数百円。文句の付けようがないネ申ボトル。
●シューズについて
山にランニングシューズを履いていくことは少ない。「自分にはトレイルランニングをする程のスキルがない」と思っている。普通に歩いていてもヒヤっとする事があるのに、ましてや走るなんて…。しかし、以下の条件が重なる場合はトレランシューズで出掛けることもある。
・日帰り
・渡渉がない
・林道など少ないリスクで走れる区間がある
というわけで、トレーニング用のシューズを選ぶ際は、「山も走れるシューズ」から選ぶようにしている。餅は餅屋的なアレでロード用の靴を別途用意した方がいいのかもしれないけど、そう何足も買うお金も仕舞っておく場所もないので…。
今使っているのはアルトラのオリンパス3.0というモデルだけど、2年前に買ったものなのでさすがに随分くたびれてしまった。オリンパスは足型が合っているのか靴擦れ等のトラブルが一回もなかったのは良かったが、クッションが厚すぎてちょっとブレる感じがするので、次は同社のローンピーク5にしようかしらと思っている。
以上。
最近の山+学んだこと
2021/4/2~3 飛龍山
雲取山は非常に人気がある山だけど、今回登ったのはその雲取山の西、飛龍山。道の駅たばやまにクルマを置いてサオラ峠を経て山頂、三条の湯で一泊し、翌日は下山するのみという計画。
飛龍山(2077m)
— ラージっち (@largesan) 2021年4月3日
登山道はおろか山頂にも全く展望が望めない山だが、それに加えて道中殆ど雨と霧で視界極めて悪し。それでも終始楽しく歩けたのは良かった。テントを張った三条の湯は最高で、温泉に入れるし小川がさらさらと流れる音を聴きながら眠る事ができる。 pic.twitter.com/FLscnWKwef
飛龍山は、標高こそ雲取山をわずかに上回るものの、山頂は展望がなく人の少ない山とのこと。実際その通りで、今回は金曜~土曜の山行ということもあり、入山~下山の間にすれ違ったのは3名ほど。非常に静かな山だった。
雨の中、カッパに落ちるボタボタという音を聞きながら歩くのは悪くない。不規則な音の連続が集中力を高めるような気がする。また、奥秩父の山は森が深いのが特徴だけど、霧に包まれる事で森はさらに幽玄になり、これはこれで魅力的だと思う。
今回は晴れ予報なのに雨に降られたわけだけど、大荒れになることが分かっているならいざ知らず、安全性がある程度担保できる程度の雨であれば、即中止としてしまうのは少々もったいないと感じた。また、初心者の自分にとっては雨だからこそ学べたところも多くあったように思う。
今回学んだこと
・手ぬぐいは最強の多目的ツール。汗やテント内の結露を拭けるし、カメラ等傷つけたくない物を包めば緩衝材にもなる。怪我をした場合は止血や三角巾替わりにも使えるだろう。そして軽量で嵩張らない。そのくせ、自分は今までたった1枚を携行するのみだった。三条の湯で温泉に入った後、手ぬぐい1枚で体から髪まで拭き上げるのにはちょっと苦労した。手元に濡れた手ぬぐいしかないというのは不便なものだから、常時2~3枚持っておいて損はない。
・テントの設営・撤収は丁寧に。今回、雨の中テントを設営しなければならなくて、気持ちが焦ってテントポールの組み立て(挿し込み)が不完全だったようだ。そのせいだろう、帰ってから気が付いたけど、ポールにヒビが入ってしまっていた。軽微なヒビで、多少はめ込みが悪くなった以外実用上問題なさそうではあるが、念のため用品店で補修部品を発注し今はその到着を待っている。今回は運が良かった。現地で修復不可能な程に破損する可能性も十分あった。どんな状況でもテントの設営・撤収は確実に、そして補修部品も携行するようにしたい。
・春夏秋冬、保温ボトルを活用すべし。モンベルのアルパインサーモボトルは軽量で保温力が高い。暖かいお湯がすぐ使えるのは素晴らしい。優れた保温力により、寝る前に作ったお湯は夜が明けても熱いままなので、朝食の準備時間を節約できる。逆に、暑い時期に冷たい物を冷たいまま運べるメリットも大きいだろう。今まで暖かい時期は保温ボトルを使わない事が多かったけど、季節を問わず常に装備に加えると良いと感じた。
・全身をカバーするマットは快眠を約束する。今まで、暖かい時期は120cmくらいのマット+足元にはザックを敷き、寒い時期は全身をカバーするマットを使ってきた。今回は「随分暖かくなってきたし三条の湯は標高1200m程度でそこまで寒くもないだろう」ということで、軽量コンパクト性を重視して暖かい時期用の短いマットを持ち込んだ。寒さは気にならなかったものの、全身用マットの寝心地を知ってしまった身には、下半身のゴワゴワした感覚が少々気になってしまった。軟弱で情けない話だけど、少々の軽量化よりも寝心地の良さを取って、常に全身用マットを使った方が満足できると感じた。
・テーブルは必携。今回テーブルを持ち込むのを忘れてしまい、食事の際に不便さと侘しさを感じた。平らな面が確保できないということは、バーナーをひっくり返さないか、コーヒーを溢さないか等と気に掛けるべき要素が増えるということで、よろしくない。加えて、地べたに食べ物を置いて食事をするというのはどうも優雅さに欠ける。誰が見ているわけでもないが、自分の魂的な部分でどうしても許せない。そういうわけで、自分にとってのテーブルはカッパやヘッドライトと同じレベルで必須装備なんだと感じた。
・チタンの鍋+アルミのフライパンが最強。自分なりに辿り着いた答え。軽量化を重視する人だとお湯さえ沸かせれば良いなど各人各様の考えがあるのだろうけど、自分は「チタンの鍋はお湯沸かし専用(汚さない)」「アルミのフライパンで調理+お皿として使う(汚す)」という使い分けがベストと感じた。汚す物と汚さない物を分ける事で清掃と管理がラクになるし、お皿よりフライパンの方が、取っ手がある分お皿として使いやすい(不思議な日本語でスマン)。
以上。いよいよ本格的にシーズン到来ということで、頑張って登っていきたい。
大事なお知らせ。
このたびニュースなどで報道されているとおり、元人気ユーチューバーのワタナベマホトが児童ポルノ禁止法違反の疑いで警視庁に逮捕されました。
マホトのやったことは、けっして許されるものではありません。
マホトには、しっかりと法の裁きを受け、そしてまたいつの日か、ファンの声援に真正面から応えてもらいたいと、俺は心から願っています。
正直、色々なことを考えました。
これまでもずっと、マホトとはお互いにいい影響を与えあって、切磋琢磨し、やってきたつもりです。マホトがどう思ってるかはわからないケド…。
そして、1つの結論を出しました。
この機会を持って、この俺・ラージっちは、ラージっちとしての音楽活動を封印しようと思います。俺にとって、「カイワレハンマーのワタナベマホト」がいないこの業界でやっていくというのは考えられないことなんです。
張り合いがないとか、気が抜けるとか、そういうことともちょっと違う。とにかく俺の中で、今後ミュージシャンを続けていく意味が見いだせなくなってしまった。
「音楽でビッグになる」って思って今まで本気でやってきたけど、本当に本当の封印。限りなく引退に近い決心です。今後は普通のサラリーマンとして食っていきます。
ファンのみんな、突然身勝手なことを言ってごめん。
けど、俺にとっては、とてもとても重要なこと。みんなにも、わかってもらえたらウレシイ。俺の魂は、俺が作った音楽の中に刻まれていて…
ラージっちは、永遠にそこにいます
いつか、また会える日が来ることを祈って。
2021年3月17日 ラージっち
目標達成
アメリカの株価好調を受けて、おれの資産が一応の目標額に達した。
含み益はマボロシなので一時的な物だとは思うけれど、それでも区切りということで、ウレシイものである。
投資を始めてから今まで、いろいろ紆余曲折はあったけど、【米国株中心の長期・分散投資】というのは自分に合っていると確信している。そして、今までの経験で自分の持つ以下の性質に気づくことができた。
●リスク耐性、結構ある
コロナショックをはじめ、今まで「一気に資産が目減りする」という経験を何回かしてきた。ただ、いわゆる「狼狽売り」は一切したことがない。「損切」とも無縁。メインで買ってるのがIVV、VT、VYM、HDVといったインデックスファンドで、「持ってれば上がる」という確信があるから、売ろうと思ったことは一度もない。
また、おれには「心にダメージを負った際に現実逃避して深く考えない」という悪癖があるんだけど、これは長期投資と相性が良い性質だと言える。人間として、社会人としてはNo goodだとしても、「市場に居続ける」という意味ではこれほど有利な性分はない。何十万、時には100万近く資産が減る日が続いても、あまり深く考えないようにして、寝たりYoutubeを観たりしている間にいつの間にか株価が回復しているというパターンばかりだった。
そういう意味でリスク耐性はまぁまぁ高い方だと思う。
とは言え、株価がゴリ下がりしても深く考えないでいられるのは、余剰資金で投資をしているからに他ならない。生活に必要なお金や、仮に会社が倒産してもしばらく食える貯金を持っているから、「まぁいいか」と思うことができる。そういう意味で「投資は余剰資金で」という金言は絶対に守るべきだと思う。
●投資センス、まるでない
「個別株選定の嗅覚」と言い換えても良い。これがおれには全くない。今までいくつか個別株を買ってきたけど、ほとんど全てクソ株化している。個別株選定の知識もセンスも、自分にはまるで備わっていない。
ただ、投資を始めて早い段階で、大きな資金を投じる前にその事実に気づくことができたのは幸運だった。
個別株を選ぶセンスがないなら全部買えばいい。
おれだって人の子なので、圧倒的リターンを出す銘柄が羨ましくなる時もある。ただ、今までの経験から、その考え方は自分には向いていないと理解できたのは良かった。
●一台に長く乗るタイプ
クルマ・バイクが好きなので「資産がホニャララ円になったら新車買おう」と何回も思ってきたけど、いざその額に達しても今の物に愛着があるので、結局は旧式のクルマとバイクにずーっと乗り続けている。
含み益が増えると気が大きくなって登山用品とかバイクグッズを買ったりするけど、デカい買い物というのはほとんどしていない。最近の大きい出費と言えばトイレのリフォームくらいか。
自分が最新鋭の乗り物に魅力を感じるタイプだったら、資産形成はずいぶん遅れていたと思うので、これもラッキーだった。
正確に言うと、最新型のクルマやバイクに興味がないわけではないけど、「最新型≒高性能」なわけで、そんなに性能が良くても人間性能的に使いこなせないのはわかりきっている。Youtubeでそれらの高性能っぷりを観るだけで大抵満足する。
このような感じで、「自分の性質を知ることができる」というのも投資の副次的な良さだと思う。
もちろんこれで終わりじゃないので、引き続き頑張っていきます。
まぁ頑張ると言っても積み立て設定してるので勝手に買われていくだけで特に何か行動することはないけど、とにかく引き続きアレしていきます。
テント泊装備で使わなくなった物/使うようになった物
経験を重ねるごとに何が不要で何が必要かわかるようになってきた。
●不要だったもの ①サンダル(ダイソー製)
特に夏場、持っている人が多いので「そんなに良いなら使ってみよう」と思ってダイソーにて購入。結果、1度使ったのみとなった。あれば確かに解放感はあるけど、山の中という環境では履いて歩ける範囲が狭い。尾籠な話だけども山のトイレは床面がハードコアな状態の所も多いため、サンダルでは防御力不足ということで結局は登山靴に履き替える。また「不整地をサンダルで散策」というわけにもいかないので、結局はテント周りで履くだけになってしまう。嵩張ることもあって、「わざわざ持っていく程ではないな」という印象。
●不要だったもの ②椅子(ヘリノックス チェアゼロ)
貰いもの。手に入れてから知ったけど1万円以上する高級品。「高級な物を貰ったのだから使わなければ勿体ない」と思って何回か試してみたけど、自分にとっては不必要だった。テントを張ってメシをシバいたらさっさと寝てしまうことが多く、椅子に座って寛ぐといった優雅な時間を持つほどの余裕がない。座り心地はいいので、キャンプだったら持って行ってもいいなと思う。
以下、必要だった物
●必要だったもの ①ランタン(レッドレンザー ML4)
暗い中歩く事も多いので、ヘッドランプのバッテリーは温存しておきたい。ランタンがあるとトイレに起きて帰ってくる際の目印になるし、夜明け前の撤収作業も楽になる。
●必要だったもの ②テーブル
火を使う際、ガス缶にスタビライザーを付けた上でこのテーブルを裏返して土台にすると、「火器をひっくり返す」というリスクを大きく下げられる。そうでなくとも、やはり地べたに食器を置いて食事を取るというのは少々みっともない感じがするので、小さいテーブルはあった方がいいなと思う(誰が見ているわけでもないケド)。軽くてコンパクトなので持ち運びが苦にならない。
●必要だったもの ③耳栓、アイマスク
隣人の声/イビキやライトのチラつきが気になる時がある。ただ、せっかく山に来ているのにそんな些細なことでむかっ腹を立てるのもバカみたいなので、自衛して安眠を手に入れるのが良い。耳栓はMoldexのCAMOというモデルがお気に入り。アイマスクは100均。