山行記録
Wordpressにて新ブログを作るも、サーバ代の支払い設定をし忘れていたせいで、新ブログはあっけなく消滅してしまった。
というわけでこっちを再利用することにする。
3月21日、秩父にある「燕山(つばくろやま)」というところに登ってきた。2月1日に雲取山に登って以来、約2ヶ月ぶりの登山。2月半ばに簡単な外科手術を受けており(痔じゃないよ)、その傷が治ってようやく山に登れるのが嬉しかった。
「燕岳」は北アルプスの人気の山だが、「燕山」の方はネット上の情報が少なく、あっても「わざわざピークを踏みに行くほどではない」などと書かれている、マイナーで少しかわいそうな山である。
燕山は雲取山から甲武信ヶ岳の中間に位置しており、縦走の過程で登る人はいるだろうが、わざわざ狙って登るケースは少ないのかもしれない。三連休の中日だったけど、入山から下山まで他の誰にも会わず、ひっそりとした山を楽しめた。
燕山(2004m)
— ラージっち (@largesan) 2020年3月22日
マイナーな山ということで人の気配ゼロだった。一ヶ月以上山に行ってなかったから、いいリハビリになった。 pic.twitter.com/nlOzRoQDXZ
クルマのこと
おれはクルマを使って山に行くのが好きである。先月の雲取山には電車とバスを乗り継いでアクセスしたんだけど、正直言って移動がかなり苦痛であった。丹沢や裏高尾もそうだけど、公共交通機関を使っての登山は、あまり楽しい思い出にならないことが多い。
暗いうちに起きて夜明けを待たずにクルマで出掛けるという行為自体がたまらなく好きである。月並な表現だが「冒険してる」って感じがする。
また、登山におけるリスクファクターのひとつである「大便問題」も、クルマであれば柔軟に対応可能。お腹の調子が悪くても次のPA、次のコンビニとエスケープ先は選び放題。これが電車とバスになると、この間の雲取山のように「6:50 JR奥多摩駅着→6:55発のバスに乗る」みたいな滅殺時間管理を強要され、わずか数分で大便問題にケリをつけなければならなくなる場合がある。そのバスを逃すと次は2時間後、みたいな。帰りのバスのために焦って降りてくるのも苦痛だし、危険ですらある。
おれが乗ってるロードスターはFRのスポーツカーで、雪や凍結はニガテ。よって冬期はクルマを使って山に行くことが難しく、フラストレーションの溜まる日々を過ごしていた。
登山口となる「道の駅みとみ」は標高約1000mだが既に雪や凍結の気配はなく、ようやくシーズンが始まったという感じでうれしい。
新ザック
アークテリクスのAR35というザックを使ってみた。今回トレーニングを兼ねて装備&水多めで10㎏弱を担いで登ったが、使い心地は上々。
同社のFL45というモデルも愛用してっけど、AR35の方が肩や腰のサポートがしっかりしていて重さを感じさせない作りになっている。
<AR35の良いところ>
・FL45に比べて背負い心地が良い
・腰のサポートもしっかりしてる
・ハイドレーションが使える
・ニンジンみたいな色
<FL45の良いところ>
・軽い(680g。AR35は1200g)
・防水
・めちゃめちゃ丈夫な生地
ハイキング、荷物が多い山行ではAR、岩稜帯メインで軽量化を優先させたいときはFLって感じの使い分けが良さそう。個人的にはポケットも雨蓋も不要なので、FL45にAR35のショルダーハーネス&ヒップベルトがついていれば至高の一品になるのになぁ…と思う。
新カメラ
綺麗な写真が撮りたい、動画も撮りたいということで、ソニーのRX100M5Aというカメラをこうてみた。いわゆるミラーレス一眼も持ってっけど、軽量コンパクトと言われるミラーレスですら重く感じてしまって、なかなか山に持ち出せないでいた。スマホ以上の性能で軽量なものを探したら、自然とRX100が選択肢に入ってきた。
RX100は同じ見た目のスペック違いが7種類も発売されており、カメラに明るくない俺は発狂してしまいそうになったが、M5Aを選んだのは「ズーム性能はいらないから明るいレンズが欲しかった」からであり、ちょうどメルカリで安く売ってたからである。
ウム、なかなかどうして綺麗に撮れる。